ごあいさつ
ヒナギク先生への研修について
対応が決まったことで、
うちのクラスの先生達にも
説明を行うことになりました。
メインで説明するのは
主任になるけど、そういう風に
話すのか難しいなと思う。
詳細を説明し過ぎると
ヒナギク先生に対して
周りの反応が大変なことに
なってしまうし、かと言って
事情を省きすぎると
保育を行う上で注意を
してもらえなくなります。
主任の説明一つで今後の
ヒナギク先生の関わり方
全てにかかってくるので、
本当に難しい説明だと
思います。
話はお昼寝の時間中、
私が休憩に行っている
タイミングで他の先生達が
揃っている時に行われました。
スズラン先生だけは事情を
知っているので、話に
入らずに子ども達のお昼寝の
対応に入ってもらう。
と言っても同じ室内で
話が行われているので、
スズラン先生も一緒に
聞けるような状態でした。
で、結論から言うと、
主任は全部喋る羽目に(￣▽￣;)
監視カメラで調べたとかは
さすがに他の先生達にも
衝撃が強過ぎるので伏せたけど、
最初はある程度話をまとめて
説明していたけど、
ダリア先生の追及にあって
結局全部説明することに。
ダリア先生はかなり
怒っていたけど、それでも
ヒナギク先生自体がいわゆる
毒親育ちであり、本人の
意識だけでなく大人によって
植え付けられた価値観が
大きな原因であったことを
しっかりと説明して理解を求めた。
他の先生達からしたら
自分達がこれまで手塩に
かけて保育を行ってきた
園児さんにそんな非情な
仕打ちをされてきたことに
怒りを感じるけど、それでも
ヒナギク先生自体が被害者
みたいなところがあることには
一定の理解がありました。
そして本人が反省して
改善する意思を示している
ことについて、しっかりと
説明をしてくれたらしい。
主任
「先生方が怒りを感じる
気持ちはわかるし、
こういう不適切な保育は
あってはならないこと
だと思いますが、それでも
園としてはヒナギク先生の
反省の気持ちと改善の意思を
考慮して、研修などを通して
指導していきたいと思います。
指導官はこれまで通り
ぽい先生、ぽい先生が
事務などでいない時は
リーダーか私が入って
ヒナギク先生のサポートを
行うつもりですが、
他の先生方もヒナギク先生の
サポートをお願いしたい
と思っております。」
主任の言葉に頷く先生も
いれば、明らかに不服そうな
先生もいました。
三者三様の反応ですが、
それもヒナギク先生の
しでかしたことを思えば、
当たり前の反応だと思います。
