夫が亡くなった後、夫の銀行通帳が凍結解除になったのは銀行によって違うが3ヶ月後と4ヶ月に近づく頃だった。

相続協議書作成時に私がファックスを見逃して確認しなかったので、登記所などを経て私の手元に届くのが大分遅れた。
協議書がもっと早くあったら、銀行の手続きも早かったと思う。

通帳が凍結すると困る事は、それまで引き落としにしていた電気や水道、通信費など生活に結び付いているものが次々請求書でやって来る事だ。
引き落とされていると払った事に関心が薄くなるようで、改めて払いに行くたびに電気代こんなに使ってたのだ、水道代こんなにかかっていたのだと思い知らされた。

決算業務に追われる毎日だから払いに行くのも大変で毎日届く請求書にウンザリ😩

私の口座に振り替えるのも良いが後々誰かが同じ苦労をするようで複雑な気持ちだった。

亡くなって3ヶ月過ぎて少し落ち着いた頃から高額療養費請求を始める事にして今まで払った病院や薬局、訪問看護師の請求、訪問医の請求など月別にまとめて書類を作成した。

母の時は入院が何度も有りながら請求し忘れたものだ。

公的負担金を払い過ぎていても自動で戻って来ない。
不思議だけど2000円以下の金額が戻る時は、協会けんぽから◯◯戻る可能性があるからと高額療養費請求書が届いた事もあったが、いざ請求したら3万、4万6万、10万と驚く程戻る月も有り、その時には協会けんぽからの通知は来なかった。

請求が亡くなる1年くらい前の請求書から整理して限度額を超えていると思われる月だけ請求した。
連続して3ヶ月高額支払いが続くと限度額が変更になり金額が下がるので4ヶ月以降はより払い戻しも多くなる。

払い過ぎた金が戻るだけだが請求しないと貰えないのが難点だ。
知らないと損をする。

それから亡くなって葬式を上げた時も請求すれば埋葬料が定額貰える。今まで父母が亡くなった時は請求しなかったが、高額療養費請求について調べていた時埋葬料について知る事ができた。

ほぼ一年前からの高額療養費請求を請求したが、40万越えて戻ってきた。埋葬料は5万支払われた。(この請求には添付書類が必要)
請求しないと戻らない。

それから誰にでも当てはまらないのは国民健康保険ではなく、協会けんぽ(全国健康保険協会)に加入している人が該当する。

入院や葬式、バタバタして請求しない人も多いのではないかと思うけど期間内なら後からでも請求出来るからやると良いと思う。