<前半に続く>

では、あらためて後半をば。

 

7月となる。

もうかれこれ10日近く続いている深い梅雨の中にいた。 

世界の各地を大震災が襲っているにも関わらず、アメリカとイランは交渉を続けながらも双方が大規模な攻撃を続けている。当然ホルムズ海峡も封鎖されたままだ。またウクライナ侵攻では、ウクライナがロシアの首都モスクワにドローン攻撃を仕掛け、まさかの大国ロシアが白旗を上げるかもしれないとの情報も入って来た。世界中が劇的な変化を迎えていると言うことなのだろうか。

一方の日本は、事態が悪くなる一方だった。「このまま行けば6月で日本は詰む」という言葉が先月話題となっていたけれど、一体今現在の日本はどういう状況なのだろうか。政治家達が嘘をつき過ぎて、もはや収拾がつかない状況だ。

企業の倒産件数や、建築業などを中心に立ち上がった抗議行動を見るに、おそらく大手のメディアが取り扱わないだけで「詰み始めている」のは事実なのだろう。しかもかなり長い期間をかけ、さらなる悪化の一途を辿るとの目算まで立っている。

不正だらけの現政権は、おそらく近い未来に自らの政権が破綻するのが見えたようで、産業の立て直しに動くどころか、自分達の悲願である一方的で意味不明な法案を無理やり通し続けている。そんな国会の様子はまさにカオスだ。

 

7日七夕。

29回目となる僕らの結婚記念日だった。数日前にお世話になった方の葬儀に参列させていただいた事もあり、なんとなく物静かに過ごす事になった。年齢的にも後半戦、祝いつつもいろいろな事を話し合ったりもする。来年はいよいよ30周年なので、ぜひ旅先などで記念に残る迎え方をしたいものだ。

 

数日後、僕の地元小田原はようやくの晴天。九州は梅雨明けをしたらしい。2週間近くお休みしていたミニ動画の撮影を(よし、久々に再開するか!)と腰を上げようとするやいなや、Twitter運営会社から気になる通知が届いた。「ご利用のアカウントには、リーチに影響を与える可能性があるラベルが追加されました。詳細はこちらから」とあった。AIに質問をしてみると、どうやら「悪質な投稿拡散用アカウント」との疑いを持たれたというのだ。 

僕はいくつかのアカウントでTwitterを運営していて、この警告が来た「hamonicafe_one」は、僕が発起人となってハーモニカのミニ動画募集を呼びかけているアカウントで、ご指摘の通り「投稿拡散」専用に使っているものだ。 といっても、協力してくれてる方はごく少数だし、その閲覧も良くて数100回程度、どう考えても動画拡散と胸を張るには無理がある弱小の運営状況だ。一体、どうしてこんな事になってしまったのだろうか。

 

この「投稿拡散用アカウント」とは、日本中が注目していた「政治家が選挙のために使って来た、悪質な情報やデマの大量拡散アカウント問題」で、まさに今、国会で法規制のため議論されている真っ最中だ。高市首相が総裁選で勝利するために敵候補のマイナスな情報を大量に拡散し、結果、なんと日本人の人口を遥かに超える再生回数となり、不正が明るみになったのだった。そこまで来ると滑稽ではあるけれど、ではこれをどのような法律で裁くのかというのがとても難しいところだろう。 なにせ「言論の自由」との兼ね合いが出て来るからだ。けれど、間違いなく民意を左右してしまっていて、結果それが選挙に決定打を与えてしまっているのだ。まさかそんな時の政権を揺るがすような大問題が、こうして末端の自分の身にまで降りかかって来るとは夢にも思わなかった。

 

同じくAIに対応策を相談、どうするべきか尋ねてみたところ、「膨大な数の全員に一斉で行っている検査と通知なので、とにかく数日間は触らない事」というのが導き出された答えだった。それでも疑われ続けラベルが消えない場合は、異議申し立ての手続きを行うのだそうだ。そうなるとかなり大変な手間になるらしい。

2~3日とあったが、僕は念のため一週間は動かさないようにした。

その際、異議申し立てを受け付ける相手もAIなので「このような言葉遣いに気をつけたほうが良い」などのアドバイスも付け加えられていた。相手のAIに警戒されないような言葉遣いを別のAIが語るのだから、今や我々は、AI同士が話し合うためのお膳立てをしているようなものなのかもしれない。

 

翌週、人知れず、Twitterの仕様が一方的に変更されており、タイムラインにシェア(リポスト)が並ばないデザインになってしまっていた。当初は(警告が来た自分のTwitterだけなのだろうか?)と焦ったのだけれど、有名インフルエンサー達がこの変更を騒ぎ始めた事で、システム全体の変更であるのを知った。

これによってどう変わるのかというと、Twitter画面で「応募していただいた動画作品を一列に並べて展示し続ける」「新作を上として更新し続ける」という日々のリニューアルが出来なくなってしまった。つまり、僕が今までやって来た「SNS展覧会のような発表形体」はもう続けられなくなってしまったのだ。

もし今までのように見たい方は、そのアカウントを開いてから一旦「リポスト欄へ移って」から「一列で見ていただく」という、2度手間が必要となる訳だ。これは面倒臭い、とてもじゃないけれど今までのような気楽さはなく、専用アカウントでの拡散は暗礁に乗り上げてしまったようにも感じた。

誹謗中傷が激化し、デマ選挙が横行した挙句、高市首相の総裁選での身内への「誹謗中傷」動画拡散から始まったであろうSNS対策は、末端の僕にまで影を落とす結果になった訳だ。やれやれ、どれだけ迷惑な人物なのだろうか。

 

この頃の高市首相は、大多数の反対を押し切り、たった3時間で議論を終わらせてまで強行採決させた「皇室典範改正」が裏目に出て、支持者と不支持者の割合が逆転し、大幅に支持が下落した。そりゃあそうだろう「女性では天皇になれない」「男性に継がせるために、36~38親等のほとんど赤の他人が皇族に加われる」ように無理やり改正した異常な法律だ。ましてや高市首相を押し上げて来た、歴代最低支持率で辞任させられた麻生前首相の身内がその候補になっているというのだから、誰がどう見ても「自分が総理にしてもらったお礼に、天皇を継がせてあげるね」と言っているようなものだ。

もうこうなると漫画を通り越して立派な「クーデター」だ。まぁ、日本を崩壊させるレベルに悪化させ続けている人物なので、平気でそんな事までするのかも知れない。気が付けば、日本をどこかの外国に売っていたなんて未来すら、覚悟しておかなければならないかも知れない。

 

梅雨明け、そして猛暑が始まる。

朝から麦茶を沸かし続け、洗濯機を回し続けないとタオルや服の数がもたない日々が幕を開けた。

そんな中「箱根でのハーモニカ売り」が始まった。

まずは初日、初めて全ての備品を並べてのスタート。運良く、朝は小雨がぱらつくくらいの天候で、ありがたいほどに涼やかな幕開けだった。

 

 

この日は、テスト販売のような感じで、まだ進め方もよく分からぬまま、なんとなくただハーモニカを吹き始めたものの、気が付けば自分の演奏の方に熱が入ってしまい、せっかくのお客さんのお相手をできなかった場面すらあった。これでは全くの本末転倒ではないか。とはいえ、つい熱を込めた演奏のせいか、一緒に並べておいたCDが少々売れたりもした。

残念ながらミニハーモニカは数個のみ、ブルースハーモニカも1本は売れた。箱根の集客力を考えると商人としては失格なレベルと言えるだろう。

さすがに猛反省し、割り切って販売員としてのあり方を考え直してみる。1日の場面場面と交わした会話の中で(あ~、あの時、もっとこういう言葉をかけておけばなぁ~。いやいや、むしろこうしておくべきだったなぁ~)と、無限に頭が回り続ける。

 

そしてたどり着いた次回の作戦は主に2つ。

まず「暇そうにしている」、そして「ライブ的な熱い演奏はしない」というものだ。

場所を借りている手前、頑張らねばと、ライブばりに演奏をし続けたのが裏目に出て、逆にお客を遠ざけてしまった可能性があったのだ。観光客に「声を掛けるのは悪いな」と思われていたら、大失敗ではないか。

そして演奏も、ついついいろいろなナンバーを演り続けてしまったが、要は箱根観光の思い出に「箱根八里」そして「おさるのかごや」を聴いてもらうくらいでちょうどいいのだ。

特に、後になり振り返れば、急にひらめいた「おさるのかごや」を「箱根馬子歌」的な節回しで演奏するアレンジのアイデアにのめり込み、没頭して演奏してしまっていた時間があった。それでは「今は声を掛けるな!」と言っているようなものだ。実演販売員なのだから、すぐに会話に入れるよう、短く吹く、それこそ今まで培って来た「ワンフレーズ」で良かったのだ。つくづく、僕は商人としての才がない。雇われなら当然クビだろう。ハーモニカも吹ければ吹けたで、また頃合いが難しいものだ。

とはいえ、音がない時間が多いのもまた不安になるので、今後は「風鈴」でも吊るしてみようかと考える。鳥の声、風鈴、そしてたまに聴こえるハーモニカという絶妙なバランスを実現するのも良いだろう。そんな事をモンモンと考えながら、通常のオンラインレッスンの日々を送り、食事の時間でさえ、あまりにもそればかりを考えてしまうので、聡さんにお願いをし、続けて翌週も場所をお借りする事にした。

 

 

そして翌週末。

この日は、前日までの雨も上がり過ごしやすいお天気だったものの、夕方からは再び雨の予報ということで、15時までの短めな実演販売となった。立てておいた作戦の通りに、なるべく吹いていない時間を作り、接客に軸足を置いてみる。

とは言うものの、それでもやはり人が近寄って来るかと言うと、そうでもなかった。

その状況に耐えかねた僕は、やはり次々と曲を演奏し始めてしまい、少し離れたところから皆が座ってそれを聴いている という状況になってしまった。(う~む、これでは先週と同じではないか)と思っていたところ、ちょうど夏休みのお孫さんを連れた、おじいちゃんおばあちゃん達が何組が立ち寄ってくれ、そこでハーモニカを購入して行ってくれた。この日もミニハーモニカの販売数としては少なかったものの、驚いたことに、10ホールズハーモニカの1種類が完売となった。慌ててサンプルとして用意していたものを商品として販売したほどだ。この日も正直、まだ商業的には成功とは言えなかったものの、ここで新たな方針を立ててみることにした。

 

確かにお土産のミーハーモニカが主力商品ではあったのだけれど、僕がレッスンをやっている10ホールズハーモニカが売れるに越した事は無い。もちろん値段も高く利益も多い。それこそ僕の演奏を聞いて(自分も同じように音を出してみよう)と思った人が買ってくれればそれが1番なのだ。おまけに、自宅に帰ってから(あのハーモニカ売りの人のオンラインレッスンを受けてみよう)と思っていただけたのなら、願ったり叶ったりなのだから。

こうしてある程度は次の方針も立ち、次回は2週間後ということで甘酒茶屋さんに挨拶をし、雨が降る前に、僕は早めの帰宅をしたのだった。

その後、天気予報の通りに集中豪雨が起こり、記録的な数の落雷があったようだ。ハーモニカを買ってくれた方々が(箱根に泊まっていたとしたら、外に出る事ができない状況で、部屋の中でハーモニカを吹いたのだろうか)と想像してみたりする。決して成功といえるような実演販売のスタートではなかったけれど、僕はなんともいえない充実感の中で、次のハーモニカの実演販売を楽しみにするのだった。

 

7月末の28日、熊本地方を震源地とする巨大地震が発生する。

僕の地域には全く影響がなかったため、発生は夕方だったのだけれど、その情報を知ったのはその日の夜になってからの事だった。10年前の平成28年熊本地震でのインフラ面の崩壊の復興のめどがおおむね立っているとの新聞記事が見られるけれど、その時のマグニチュードは6.5~7、そして今回は7と発表されている。1番の人気施設であるイオンが、入浴施設などを併せ持っていた事が災いしたらしく、大爆発を起こしてしまい、その被害映像はまるで戦争の空爆を思わせる程のすさまじさがあった。

やはり日本は地震列島なのだと思い知らされる。日々の備えだけは、忘れずにおこうと思うのだった。

 

 

8月となる。

いよいよ酷暑が通常の行動範囲を奪い始める。まだ夏に入りたてだと言うのに。なるべくクーラーを弱くさせようとは思うものの、部屋を一歩出ると誰に聞かれていなくても「ゔ~っ」という無駄な唸り声が漏れてしまう。こうなるとハーモニカの実演販売うんぬんではなく、用が無くとも涼やかな箱根に行きたくなって来る。

 

3日、震災から一週間近くが経過しての、高市総理の熊本入りが報じられる。なんと地元の人との会話は3分間と言う短さと速報が出る。さらに話題となったのは、その1人から政府の災害対応は火の打ちどころがなく、最後には「政府には感謝している。いたれりつくせりだ」という褒め言葉まで出た事で、それが動画として大拡散されたのだ。

後日、その人物は一般の被災者では無く、熊本県町村監査委員協議会副会長という役職で、政府に非常に近い立場だと明らかになる。まぁ、悪く言って、逆効果になってもという、微妙な立場なのだろうけれど。

それとは対照的に、ネットで映像で流れて来るのは、酷暑の中、避難所となっている体育館のような場所で雑魚寝を余儀なくされる、大勢の避難者達の姿だった。もちろん高市総理はそこには訪れてはいない。なんでも、高市が来ると言う事で、前日までに視察団の歩く道路だけはわざわざ修繕し、面談する部屋に、今までは部屋に無かったクーラーまで入れたらしい。

災害対応の自衛隊を率いる小泉防衛大臣も、ヘリでクーラーを300台届ける勇ましい姿をネットで大拡散し続けていたものの、そこまでして運び込んだクーラーが、被災地では一切使われる事は無かった。理由は、誰も「現地に電力が無かった」のを確認していなかったからだという。ここまでの無能集団が、今、この災害大国を動かしているのだ。

 

実は震災からわずか4時間後に、台湾から「避難所での仕切りとなるテント」が大量に届いていた。プライバシーを守る事が二次災害を防ぐ事につながるからだそうだ。もう日本は他の優れた国に運営してもらった方が、よほど僕らの最低限の暮らしは守れるのではないだろうか。その後も、政府からの膨大な「ちゃんとやってますポーズ」は、さまざまな映像で流れ続ける事になる。

その翌日、すぐに政府は「3分」という滞在時間を「51分だ!」と強く否定する談話を出す。「3分」というのはその中の一コマの時間らしい。まぁ、3分でも51分でも、大した違いはないのだけれど。「では、他の48分は何をしていたのか?」という話になる。どの道、被災者達には会おうともしなかったのは事実なのだから。何にしても1週間後にようやく腰を上げ、トータルで1時間も被災地にいなかったのを自慢されても、という話だ。その後、自分の歯科医院の滞在には、3時間を超える時間を使ったとのオマケもつくのだった。

 

後日、自分がさっそうと被災地へ向かう姿が、凝りに凝ったBGM入りの映像で拡散される。被災者も映らず、自分の姿だけを延々と追った、ほとんどプロモーションビデオのノリで作られた内容のため、当たり前に大炎上する。ここまで来ると、周りの党員も高市首相の支持率を落とすために動いているとしか思えないほどだ。

加えて片山さつき財務大臣の政府統一支給の防災着の上着が、首周りを中心にベルサイユのバラのような紫色のコサージュで飾られ、ほとんどパーティー仕様だったのも同様に炎上する。あまりにも異常過ぎるこの2人の女性政治家の動き方に、のちに「女を出世させるとロクな事はない」とおっさん連中が言うための下準備なのではないかと勘繰ってしまう。

 

8月中旬、お盆となる。

久しぶりに「ブルースハーモニカ音頭」の動画を再アップをしてみた。

 

 

Twitterなど、今までは過去に上げた記事のリポストによって、いつまでも古い動画をただ回していたのだけれど、最近の仕様変更によってそれができなくなったための対応策でもあった。

ところが、これが意外にも新鮮な反応をもらえる機会となった。気がつけば、フォロワーの方々やネットでも知人達が、大幅に入れ変わって来ていたのだ。同じようにInstagramやFacebookの記事も入れ替えてみる。特にInstagramは海外の方が多くなったので、新しいコンテンツのようにお楽しみいただけたようだ。(こういう手間は、惜しんではいけないなぁ~)と痛感するのだった。

 

8月13日。

珍しく、お盆に台風15号が上陸する。自分の記憶でも、過去にお盆が台風だったという記憶はない。通常だと西から流れて来る台風が、今回は東北の方から下るように進んで来た。やはり色々な部分が気候変動しているのだろう。

いつもの一通りの準備はするものの、やはり今回も何の被害もなかった。台風どころか、霧雨といった感じですらあった。毎度の事だけれど、台風なんてそうそう直撃するものでもない。そんな風に思っていた頃、まさかの千葉に線状降水帯が3つも重なり、車が水没するほどの地域が数多く出てしまっていたのだった。

翌日、この台風は「令和8年8月千葉豪雨」と名付けられ、自衛隊が出動するレベルの大型災害となってしまった。千葉は僕と妻の子供時代を過ごした地域でもあるが、自分達は大型の災害は経験がなかった。熊本県の大震災が起こったばかりで、さらに阿蘇山の噴火注意報まで出ていると言うのに、本当に大変な状況が重なってしまったものだ。普通の日々を送れるというのは素晴らしい事なのだと、改めて思わされる。

 

小泉防衛大臣の、世界唯一の被爆国日本の「核保有」に対して、まさかの否定しない態度が大きく論議を呼んだ中で迎えた広島の原爆の日、長崎の原爆の日の両方で、高市首相は、歴代首相達が続けてきた追悼の言葉を少しずつ修正して行う。

それに反応した被爆者の関係者団体の「原爆の愚かさをもっと広く知らせるよな努力を」との当たり前の嘆願に、文句を言う者をにらみつけるような態度や、終始無礼過ぎる表情だったことが大きく話題となった。さらに続く終戦の日には、追悼の文章から、初めて、「戦争の反省」という5文字が消えた。「戦争をしない」から「戦争をさせない」に文章を修正、「インド太平洋の輝く灯台として頼りにされる国になる」といった中国を敵国と想定しているであろう文章まで加えた。さすがは「武器を作る国」と言ったところだ。もちろんこの状況は広く拡散され、日本の軍拡化は決定的なものとして、世界に知れ渡ってしまった。

円安が進み過ぎて、通貨危機まで不安視されるこの日本が、どうすれば超大国のインドに頼りにされる国になれると言うのであろうか。ほんの数ヶ月前の日印首相会談では公式な席で「インドの首相側から、自分は美しい妹と呼んでいただいた」と親交ぶりを発表した高市首相だったが、後から「妹とは表現したが、美しいという言葉は言っていない」とインド側から訂正されたばかりではないか。言わんや、日本は中国からの輸入なしでは、もう回って行かない国だと解り切っているのに。

 

いよいよ戦争か。。。僕ら夫婦の周りには子供は少ないけれど、顔が浮かぶ子供達は、真っ先に戦地へ向かわされるのだ。無論、僕らも初老で向かわされるだろう。バカが支える前代未聞の無能な首相や、それを良しとする狂った政府によってだ。これが大震災と台風による大災害をダブルで受けたばかりの国のあり方だろうか。本当に「戦前に入った」と認識させられた日となった。

 

8月末頃。

すっかり温度が下がり、心地良さはないまでも、耐えられない程の暑さではない日が増えて来る。扇風機でも事足りそうな状況は全くの想定外で、わずかに6月あたりに流れていた「今年は冷夏になるらしい」との怪情報が、よもや当たっていようとは想像だにしなかった。

蝉の声も小さくなり、トンボも多く見掛け、秋の気配を感じる瞬間すらあった。

 

お盆からの日々は、僕はある理由で、空いている時間の全てを、PCとにらめっこし続ける日々を送り続けていた。YouTubeの設定が良い意味で大きく変わり、いよいよAIの自動翻訳機能が入って来たのだ。まだその機能はテスト段階で、全員が使えるものではないらしく、僕の2つのチャンネルの内のひとつが優良であったようで、テスト的にその資格が与えられたのだ。

僕の動画は電子書籍「ブルースセッションドリル」の海外版ダウンロード販売の機会に、ベンドという奏法の解説内容のみ、僕の声をグレゴさんにアテレコしていただいた英語版を制作したので、それをYouTubeでも配信している。僕が流暢に英語を話しているように見えるので、ぜひご覧いただきたい。

 

 

このような感じで、今までの僕の動画の全ての日本語が、英語翻訳されるのだ。もちろん他の国の言葉も多数選べ、近い将来は全ての翻訳が可能になるはずだ。ただし現状では問題があり、この翻訳は正確ではなく、ニュアンスも大幅に間違っているようなのだ。

これを治す作業として、翻訳しやすい言葉選びをした日本語字幕を制作し、それを翻訳させるという手間のかかる手段がある。なんと、膨大に時間の掛かるこの作業を、やる必要ができたのだ。

やってみると、15分ほどの内容の動画でも約4~5時間は掛かる。人気のある動画から手がけるものの、どう頑張っても年内では終わらない作業量だ。おまけにこの日本語字幕の自動翻訳がどれほどの効果を上げているのかは、現状のAIの精度もあるだろうし、何より英語のわからない僕には見定めようがない。

 

ところが、この「効果のわからない日本語字幕の入力作業」に、すぐに想定外の反応が現れた。おそらくは日本人の視聴者の方々が、僕の番組を、日本語字幕でご覧になっているようなのだ。それは速報のようにYouTubeのアナリティクスで確認する事ができた。

考えてみれば、僕は早口なので、0.8倍などのスロー再生で見ているという、ご高齢の方もおられるようだ。日本語字幕があれば、それはそれで便利なのかもしれない。

ましてや製作時はライブ感などを大事にはしていたものの、やはり説明不足な場面や、言葉選びの間違いなどもあったので、後から修正できるこの機能は、演者にとってもありがたいものだった。

いずれはもう1つのチャンネルも自動翻訳が可能になるはずなので、僕は時間のある限り、人気動画だけでも、この日本語字幕入力を行おうと決意した。この手間で、それだけの翻訳制度の向上に繋がるかはわからないけれど、実にワールドワイドな努力ではないか。僕はこれほど、AIの成長に感謝した事はなかったと思う。

 

他にも「アフィリエイト」という、商品宣伝による収益化の機能が追加され、動画画面の下に、動画内で話題にしているアイテム情報が現れ、そのままタップすれば、リンクで通販ページの買い物へと移行できるようにまでなったのだ。もちろん、これには動画所有者へバックマージンが付き、CM視聴とは別の収益として受け取る事になる。

そして、この仕組みは「僕に」利があるものだった。僕は楽器の動画配信者には珍しく、演奏よりも話している時間が長い。というより、曲の演奏をほぼしていないのだ。

このシステムは、商品の「話題」に対して付属するもので、演者の言葉が非常に重要になる。音楽のMV動画などは、対象外となる可能性すらあるのだ。なぜって、 ” 商品について話していない” からだ。

極端に言えば、僕は動画で「ハーモニカという商品の話」しかしていない。しかも、近年はさまざまな機種の特性や違いばかりを話している。まるで、アフィリエイトのために動画を配信していたようなものではないか。

とはいえ、それで簡単に商品が売れるはずもない。通販でなければならず、現状は「楽天」のみの範囲となっている。まだ、最大手のAmazonは含まれず、おまけにアルバムのダウンロード販売や電子書籍などのデータ販売は、対象外らしい。残念だけれど、自分のアルバムや教則本は、今後もリンクはできないのだ。

 

数日後、初めてのアフィリエイトの実績報告が来た。意外にも、ハーモニカの販売ではなく、ハーモニカ探しの流れで、別ページのスキンケアアイテムのようなものを買われた方がおられたようだ。このように、関連購入というのも実績になるのであれば、なるほどありがたい新サービスである。

これからは日々の視聴回数や登録者に加え、このアフィリエイト実績まで楽しみになって来る。僕はニヤニヤとしながら、取らぬ狸の皮算用の中で、深夜までPCとにらめっこを続けていた。

 

8月22日。僕は長い座り作業が増えたせいか、あるいはどこかで腰を痛めたのか、元々の腰痛持ちのため使っていたサポーターを巻いての苦痛生活を、数日前から送っていた。さらにそこへどこかで風邪をもらったようで、体調を崩し、その咳のせいで持病の脇腹の吊りが再発、かつての激痛までは無いまでも、2日ばかり、レッスンや事務仕事以外は寝込んでいた。

本格的に体調を崩したのも久しぶりで、全身の不快さと色々な痛みが重なる中、布団の中でただ悶々としていたのだけれど、その日の夜中に、緊急で飛び起きる事態となった。

深夜2時過ぎ、グラっと大きく揺れる。数秒後、スマホから、あの「耳に入った瞬間に体が反応する最悪のブザー」が流れて来る。

「大地震です」

それは、茨城を震源とする震度5弱の、なかなかの大地震だった。大雨被害の千葉や東京、僕の地元神奈川も含む、かなりの広範囲だった。

飛び起きると隣の布団に妻の姿はなく、僕は大声で呼びながらも、とりあえず服を着て、外に出る準備を行う。妻は、なぜか寝付けず自分の部屋でネットをやっていたようで、驚きの表情で寝室へと戻って来た。

とる物もとりあえずではあるけれど、とにかく玄関を開け、一旦は外へ出てみる。地域の管内放送が鳴り続け、数軒は窓に灯りが付き始める。揺れは一発だったようで、事態はすぐに収まり、僕らは一応の手荷物と靴を手に持った状態で、部屋へと戻った。

スマホで地震速報をチェックすると、大型の倒壊などの事態ではないものの、1件だけは水道管の破裂という緊急ニュースはあった。時間が経つにつれ、ネットに動画が上がり始め、首都高速などのライトが大きく揺れる映像などによって、改めて、おおよその事態を確認できた。

 

僕と妻はとりあえずの一息をつきながらも、常備しているヘルメットや手袋などを並べ、いつ今の生活がいっぺんするやもしれないという現実を噛み締め始めていた。

一息つけたせいか、遅れて、「あっ?あれれ」と、僕は変なタイミングで自分の状況に驚かされた。緊急事態であったせいか、腰の痛みはわずかで、素早く動けていたのだ。僕はさまざまな持病に悩まされているので、いざという時を考えると全ての面で頼りになれるような自信が持てないものの、予期せぬ変な機会に(まぁ、なんとか、乗り越えられるものなのかもしれないな)と、思えたりもした。

 

翌日、電車のダイヤの乱れなど、それなりの事態ではあったものの、生活に影響が出るといったレベルではなかった。時間が経ち、部屋の荷物類が大きく破損したした人達が、SNSを通じて事態を報告し始める。しかしながら最悪の死亡事故などはなかったようで、まずは一安心といったところだ。

ここまでの災害大国で、これからはエネルギー&資源不足による通貨危機すら懸念されている日本。おまけに、たった1人の異常な総理大臣の発言や行いのせいで、国際的な評判はガタ落ちだ。

 

ちなみに今は、ICC(国際刑事裁判所)が、イスラエルのネタニヤフ首相への逮捕状を発付したのに対して、トランプが日本人の赤根智子所長らを制裁対象に指定する。赤根智子所長が率先してその圧力に立ち向かっている文字通りの孤軍奮闘の状況に、世界中の連帯が示されつつある。その中で、所長の母国である日本だけが、トランプを支持する異常な総理大臣により、ICC支持を表明していない。まさに、国の評価は、はっきりと地に落ちたところだ。

頼むから、1日も早く辞任してもらい、次の政権には世界の一員に戻るべく努力をして欲しいものだ。例え、かつて日本が有していた評価は無理だとしても。

 

 

と、ここまで書き、一区切りのアップをしてみたいと思う。

前回の『その⑲』には続きつつも、“コロナ収束から一転、今度は石油危機による” と大幅にタイトルを変更し書き始めた今回の自粛日誌だったけれど、デマだらけの政府と大手メディアによって、実際の資源の状況、今後の国際問題の行方などからは、ほぼ遮断されてしまったような日常で、もはや国がどうなるかもわからない有様だ。これから秋が訪れ、年末頃、『その㉑』を書くことができていたなら、また、お読みいただければと思う。

 

2026年8月25日 広瀬哲哉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コロナ禍で自粛生活となったのをきっかけに、いろいろな出来事を記録しようというくらいの軽いノリで書き綴ってきた『僕の自粛日誌⑲』も、とうとう『その⑳』にまでになってしまった。今回はタイトルに “コロナ収束から始まった石油危機による” と入れてから書き始めてはみたものの、もはや気ままなブログという内容ではなくなってしまった。それでも自分の記録として、なんとか書き続けて行こうと思う。

 

 

4月末。

コロナはそれなりに終息の兆しを見せつつも「セミ」型という3回目の大変異が確認され、依然として念の為注意だけはしておこうという状況だった。

震度5強となる北海道東北を中心とする大型地震は、幸運にも震災という規模にまではならなかったようだけれど、現状でこの国には一体どれだけの問題があるのだろうか。せめて戦争がないのだけが救いではあるのだけれど。

とにもかくにも、幼児への性虐待等「エプスタイン問題」を隠そうとするトランプ大統領が始めたアメリカのイラン侵攻から始まった原油不足による日本の経済麻痺・医療物資と食料品の枯渇への不安は、それぞれの業種の情報発信などで徐々に体感となり始め、いよいよパニックが目前に迫って来ていた。

ゴールデンウィーク明けには「いきなりの節約生活の徹底が伝えられる」との噂は流れつつも、せっせと食料品などの備蓄を進める側と、戦争が起こっている事すら知らず日々を過ごす側が共存するこの異常な日本は、これから激動の季節に入って行く訳だ。

「うちは備えている側だ」と言いたいものの、インスタント食品をいつもより多めに買うぐらいのもので、やはり限度がある。大体が、いつまでその状態で頑張って生き延びれば良いのかの目処すらわからないのに。

 

うちはテレビ新聞は見ないのでわからないけれど、ネットでは事の深刻さを伝えようとデータを提示する各専門家達に、まさかの「政府からの公式発表に合わせるように」という圧力が掛かっているらしい。「混乱をあおるのをやめろ」と言うのだ。これに、最初の方はちゅうちょしていた専門家達も、逆にはっきりと「政府から圧力を掛けられている、ますます危険な状態だ」と、発言を強めて行く。

これはもう、どちらかを信じるしかないので「準備する」のか「しないのか」の極端な二者択一だ。まぁ「準備する」を選択したところで、最初に専門家達が警告をしたのは今年の3月の段階だったので、もはや完全な手遅れなのだろう。この貴重な警告を妨げ続けて来た全ての権力と、その権力にすがる者、デマを拡散し続ける者達の罪は、計り知れないものがある。これから、等しく国民全体でその罰を受けるターンに入るのだから。

日本政府の働きかけで輸入できたメキシコから原油が100万バレルという事で、その数字の印象から一時はどよめくものの、日本では半日分にも満たない量だった。しかも7月というかなり先の話らしい。それ以外はアメリカとの関係を重視するという判断から、中東へのアプローチを全くしようとしない日々が続いている。

 

そんなところへ驚くべきニュースが飛び込んで来る。なんと、ホルムズ海峡を通過したタンカーが日本へ到着する。200万バレルという量で、それでも日本では1日の消費量にも満たない数字のようだけれど、誰もがそれを可能にした「存在」とその「特別な理由」を求め、ネットでは様々な考察が飛び交った。

すぐに外務省をはじめとする政府の公的機関のコメント、そして高市総理自身から直接Twitterへ「これからも政府からのイランとの交渉を続けて行きたい」という政府のお手柄的なコメントを書き込み、NHKをはじめテレビ・新聞の大手メディアがこれを広く報道・拡散した。これに歓喜したのはネトウヨ(ネットで発言をする右翼思想の人)達で「さすが高市さん!」とう投稿で溢れ返る。

 

それはすぐに鎮火せざるを得なくなった。「この措置は出光興産とイランとの関係性によるもの」という公式発表を、イラン側から出されたからだ。しかもこれは2度に渡り発表され、高市政権とは無関係である、というよりも、むしろ少し前の電話会談の段階から関係は悪化されたままであるという事を、日本国民側へダイレクトに伝えるためのものだった。要は「出光興産という企業単体の手柄」、政府はそれを「横取り」しようとして失敗した訳だ。

さらに言えば、イランはもともと日本には海峡を開放している。それを自ら塞がせたのも、今だに塞がれているように見せようとしているのも、今の日本政府の方なのだと、直接日本国民側に、イラン側がネットを通じて伝えて来たのだった。

なんにせよこの騒動でハッキリとした事がある。映画のストーリーのようだけれど、日本は異常な総理大臣とその政権によって、戦争をできる国に変えるために、あえて経済的医療的な崩壊・食糧危機状態を作ろうとしている可能性があるという事だ。事実は小説より奇なり、ゾっとするにも程がある。

 

けれど、今回の件で光が差し込んでもいた。結局は、政府など存在しなくても、出光興産しかり、有能な企業は独自でも動くものなのだ。そういう企業を僕らが応援し、今回の事で露呈した「政府に加担するメディアやインフルエンサー」達を、個人個人ができる限り生活から締め出せば良いのだ。選挙やデモ活動への参加などもさる事ながら、絶対に「デマに騙されない事」が、これからは何よりも大事なのだ。

つくづく、こんな数年のうちに、なんて恐ろしい国になってしまったのだろう。最近「日の丸」をマントのように身につけ「美しい国をもう一度!」などと叫ぶ異常者達が目立っても来た。それを放置した結果が、これなのだ。おまけにそんな連中が、誰ひとり必要としていない「国旗損壊罪」なる謎の法律まで、コソコソと作ろうとしているらしい。

 

 

5月になる。

状況は確実に悪化して行く。

ホームセンターなどでは、いよいよ建築資材の棚の中にいくつかの空スペースや「入荷の見込みなし」の札が出始める。さらに大手企業や専門家、各エネルギー関係の組合団体までが「節約」という当たり前の言葉を出し始めるのだけれど、すぐに政府が「年内の確保はできている。節約の必要まではない」と、現状を隠さず報告する側を名指しで否定する始末で、人によってはわざわざ発言を訂正までさせられているらしい。

もちろんハッキリとした政府側のプロパガンダだ。それを目の当たりにしつつも、質問すらしようともしない大手のメディア記者達も、完全に異常な集団の一員だ。今まで選挙で散々練習してきた「デマ拡散のためのノウハウ」が、このような形で実を結んだという事なのだろう。

今年のゴールデンウィークは長い人によっては12連休にもなるそうで、その間にとにかく浮かれた消費を続けてほしいという事なのだろうけれど、そうまでしてまで守るほど、はたしてこの連休が日本経済に大きく影響するものなのだろうか。中国の春節のような人数や規模ならまだしも、今の日本人の経済状態で連休を楽しめる層が、一体どれほど残っていると見込んでいるのだろうか。

 

対してお隣の「韓国」では、積極的な外交と節約を促す韓国政府が功を奏したらしく、この未曾有のエネルギー危機に、備蓄分すら出さずに済むのだそうだ。特に車のナンバーで「乗れる日と乗れない日」を分け、生活の電気の使用を夜間シフトにさせるなどの大胆な政策は、まるでパニック映画の山場を彷彿とさせる。他の国もそれぞれが着実に積極的な外交を行い、次々にイランとの交渉や、代替航路を確保できたと発表して行く。

一方、日本とイラン、そしてなにより中国との関係はさらに悪化の一途を辿った。高市総理個人の発言によるあつれきは、レアアースの輸出規制どころではなく、全ての経済面で致命的な壁を作られる結果となってしまっている。

実は日本は4月の後半ぐらいに急遽「武器の製造輸出を可能にする」とする方向へ舵をとり、確実に戦争に加担する国となっていたのだ。もちろん僕と妻はこんな方向転換には断固として反対だ。これこそ確実に憲法違反ではないかと思うのだけれど、驚いた事に、ギリギリ憲法の拡大解釈の範囲内なのだそうだ。

これにより「政府と民間企業は、軍事的にも国益を同じとする」中国にとっては、日本との全ての輸出入を行わない理由にもなりえる。それはもっともな事だろう、自分の国を攻撃する可能性のある勢力に、誰がその部品を売るというのか。とうとう日本は原油どころか「衣・食・住」の全てを断たれる訳だ。どこかの国を攻撃するための武器輸出の利益に目が眩み、全国民の飢餓が、うっすらと決定していくのかもしれない。

 

5月初旬。

いよいよ長い長い、今年のゴールデンウィークに突入する。

全く季節のネタがないのも日誌らしくないので、風物詩の動画をご覧いただきたい。

 

 

よく行く地元の公園でのひとコマなのだけれど、この鯉のぼりの量には圧倒されるものがあった。肝心な「元気に育てよ」と祈りを込める子供自体が少なく、加えてどこかの国の子供達の命を奪う武器を輸出する国に、はたして祈る資格などあるのだろうか。

 

そして始まった連休。この日誌でも毎年書いているけれど、僕も妻も自営業なのでこの連休とは無関係だ。さらに観光地に住んでいるので、極力外出をしたくない期間でもある。この点は、一気に海外からの観光客が消え、オーバーツーリズムが解消されて普通の観光シーズン並みとなり、別段ストレスは感じないレベルにはなっていた。

僕は例年より少なめではあるものの、連休を利用しての新規の生徒さんの無料体験や、イベント出演などで急ぐ生徒さん向けの臨時に追加したレッスンなどを行った。

空いている日は、ちょくちょく顔を出していた飲食店さんへ伺ったりはするものの、物価の高騰、ガソリン不足などを考えると、密かに(これからは通えなくなるのだろうか)という不安を抱えながらの時間なので、なんとなく楽しい訪問にはならなかった。

 

ゴールデンウィークが明ける。

すぐに飛び込んで来た情報は、初めて聞く言葉で、石油由来の「ナフサ」というガソリンから精製する液体が不足している事だった。建築業や製造業を中心に仕事が回らず、来月6月には約5万社近くが倒産の危機を迎えるというものだった。(ほら来た‥)という話ではあるものの、やはり衝撃的な規模だった。けれども、相変わらず政府は「年内分は足りている」の一点張りで「節約の必要すらない」と言い続けている。

医療の方では心配されていた透析患者の対応は優先されるそうだけれど、ほとんどの薬の容器が不足し、確実にその機能は止まる予測だという。食品も同じく、来月には食料品の白いトレーが不足し始めるため、供給が滞るのは必至らしい。

これに対して菓子の大手企業「カルビー」がポテトチップスのデザインを白黒に変えると発表する。まるでこれから来る「日本の葬式」をイメージさせる強烈なデザインだ。企業としては、今後のインク不足や材料の高騰に備え「供給を止めないための先手」なのだという。

これに対し、驚いた事に政府側は事情を聞くためにカルビーの関係者と話し、その結果、なんと「インクは足りている、調整の問題だった」との、情報の上塗り発信をする。挙句には、まさかの官邸幹部がせっかくの企業努力を「売名行為」とまで断じたのだ。

すぐに高市政権支持者達のカルビーの不買運動がSNSで始まる。「ナフサは足りているのに、わざと日本を混乱させようとしている!左翼の陰謀だ!」と言うのだ。

なんて恐ろしいのだろう。こんな情報操作や誹謗中傷の煽動へのリードは、軍事国家のそのものではないか。本当に、戦争に向かって行きそうだと、肌で感じる異常な一方的さだ。

続いて、スパゲティーの「マ・マー」をはじめ次々に大手企業がそれぞれ近い対策を発表するも、同様に政府に呼び付けられ事情を聞かれたのだという。JAも農業のための飼料を17%値上げすると発表、これでは利益が出ないため、もう廃業するしかないという農家が続出するらしい。もはや今まで以上に国内での自給率は壊滅的、おまけに海外からの輸入が規制されているのだから、当然餓死を待つ側になる。

一方、我が家では備蓄どころではない、身近で、実に「個人的な緊急事態」が発生する。いや、正確には密かに発生していたと言うべきだろう。

 

うちには手が届かない高さの場所に天窓があるのだけれど、ある日、そこにフットボールくらいの大きさの影が見えているのに気がついた。見た感じは「ハトでもとまっているのかな?」と思えるのだけれど、いつまでも動かない。嫌な予感がしたため、別の窓から無理やりスマホを持つ手を伸ばし動画を撮影してみる。それが「これ」である。

 

 

まだ作り始めではあったのだけれど「スズメバチの巣」であった。

僕と妻は岐阜県時代に自作の防護服で駆除し、結果2人とも刺されてしまっている。妻は首の後ろあたりで、僕は手首を刺されグローブのような腫れ方をし、共に発熱までし寝込んだものだった。2人とも再度刺されれば「アナフィラキシーショック」の危険があり、最悪死ぬ場合すらある側だ。

すぐに管理会社へ、そして大家さんへ。管理会社の駆除業者の選定、依頼、駆除という流れとなった。スケジュールが決まり、うちからご近所に連絡し、その時間の待避をお勧めする。被害者側なれど、不思議とご近所さん方には、不本意ながらも「すいません、うちのスズメバチが」というニュアンスになってしまう。

 

当日の夕方、2人の駆除業者が現れ、もう女王蜂が帰ってきている頃なので、これから作業を行うとの説明だった。僕らが「かつてスズメバチに刺されている」という話をすると、表情が変わり、「終わり次第お伝えしますので、室内に入っていて下さい」と言われた。やはり二度目は大変な事になるようだ。

そして10分ほどが経過する。玄関のチャイムが鳴り、巣の駆除自体が終わったと告げられた。けれど、結果として、女王蜂はいなかったらしいのだ。まだ帰って来ていなかったのか、帰る前にどこかで死んでしまったのか。僕らは昼頃の段階ではすりガラス越しに出入りする姿を見てはいたのだけれど、女王蜂はどこかから巣の部品を集めて来るようなので、先の別の場所で誰かに駆除されたり、鳥などに食べられてしまった場合などもあるそうなのだ。

「普通はもう戻っている時間なんですがね~」という呑気に語る業者の方々と、なにやら釈然としない気持ちで話していると、なんとそこに女王蜂が戻って来た。

業者はすぐに再度捕獲の体制に入る。僕らは再び家の中に戻り、すりガラス越しにその様子を見守る。

 

女王蜂は同じ場所を何度も飛び回り、ホバリングしながら窓の隅々を眺め(あれ?あれれ?確かココに作ったはずなのに?)とばかりの、明らかに混乱しているのが見て解かる動き方をしていた。まるでディズニーアニメを観ているような分かりやすさではないか。

やがて女王蜂に人影が迫り、捕獲作業が始まる。

結果は、残念ながら捕獲できず。数分をあけ、女王蜂は計3度戻って来たものの、とうとう捕獲はできなかった。再度その場所に戻って来る場合を想定し、かなりきつい駆除の薬品を塗ったとの事で、少しでも触れればすぐに死ぬとの説明だった。2週間ほどは警戒が必要との説明を聞き、僕らはただうなだれるしかなかった。しばらくの間は、戻って来るかどうかもわからないスズメバチを気にして生活をするのだから。ましてや相手は巣を破壊されて猛烈に怒っているのだ。この場合は「ぷんぷん」なのか、はたまた「ブンブン」なのか。まぁ相手は自然だ、業者の方も巣の駆除が責務であり、女王の捕獲までは約束していないという事なのだろう。今のご時世、熊よりは遥かに良いのだろうけれど。

 

同日、トランプと習近平の米中会談が行われていた。アメリカ側はテスラモーターズのCEOイーロンマスクをはじめ、トップクラスの経済人を従えての、気合を入れた来訪だった。アメリカ経済はかつてないほど困窮、軍事的にも不利、文字通り世界的に非難されている状況とあって、なりふりかまっていられないのだ。

相手となる習近平には、空港にすら出迎えられない惨めなトランプだったものの、その後会談が始まるや「習近平は偉大な指導者、大国同士の関係が重要」と、強烈なおべっかのオンパレードだった。この段階で、世界の構図が大きく変わった事が世界に大きく報じられた。もはや、世界の大国はロシアとアメリカではない、驚くべき経済発展を遂げた中国と、疲弊し切った今のアメリカなのだ。さらに、比べれば、すべての面で中国が優っているのが現状だ。僕らが子供の頃なら、想像もつかなかった大逆転ではないか。

 

一方的に困ったのは日本政府側だった。アメリカに「中国は脅威だ」と伝え、領土問題やさまざまな資源問題での圧力を解決してもらおうと、気の遠くなるほどの支出をし続けて来たのだから。

ところが会談では、公式には一度も「日本」という言葉すら出て来なかったというのだ。くわえて、習近平は会談冒頭で、台湾問題について「誤った対処をすれば、米中関係全体が重大な危機に陥る」と明言しトランプを牽制までしている。

こうなると行き場がないのは日本政府、そして「ネトウヨ」とよばれる高市政権信者達だ。散々中国の悪口や陰謀論を垂れ流しながら、最後には「アメリカ様が中国をやっつけてくれるはず!」と息巻いていたのだから。

 

ほとんど喜劇のようなこの状況ではあるけれど、こうなると日本国の一人負けだ。テレビ新聞はせいぜいこれからも「高市政権大躍進」と見せ続けるのだろうけれど、今頃日本の経済人達は上や下への大わらわなはずだ。「だからあれほど言って来ただろうが!すぐに中国側に飛んで行って、今までの事を詫びて来い!」のオンパレードのはずだろう。原油やナフサはイランとの問題なれど、レアアースをはじめ輸入品の多く、とりわけ緊急で必要な建設業のシンナーなどは、そのほとんどを中国に頼っているのだ。もはや検討の余地はないはず、来月には5万社近くの企業が潰れてしまうという試算まで出ている。その後はバブル崩壊どころではない負の連鎖が起き、日本円が紙クズになる可能性まであるレベルの危機なのだ。

そもそも日中の仲はさほど悪くなかったところに、高市首相個人の失言で、ここまでの深刻な事態にまでなったのだ。要は、首相いち個人のプライドだけの問題なのだ。頭を下げれば好転できるほどのシンプルな状況なんて、そうはないだろうに。ましてや実際は、会う人会う人をマナー違反で困らせ続け、ピンからキリまで失敗し続けている稀代のポンコツ総理なのだから、今さらメンツもクソもないだろう。

 

ちなみに今、話題になっている高市総理のトラブルは、総裁選での自民党での対立候補と、衆議院選での対立他党候補への、誹謗中傷デマ動画作成と大量拡散の組織的な依頼だ。そのうちの2割ほどは自分を称える動画の制作と拡散だったらしい。敵はともかく、身内にまでデマ攻撃を行うとは、なんと卑劣な。

この日誌をつづっている日付では「秘書を信じている」との政治家定番コメントで、自分は無関係だと逃げている状態なのだけれど、すでに疑惑ではなく証拠が出始め、国会でも追及されている状況だ。

これ以外に自分の名前を冠した「サナエ・トークン」という暗号資産詐欺の件もある。ともに巨額の犯罪で、こちらは頭を下げて済む話ではない。辞任どころではない警察案件だ。できれば中国との関係を改善してから、しっかりおつとめを果たして欲しいものだ。

 

5月中旬。

日を追うごとに、エネルギー危機による各業界での緊急事態が周知されて行く。

最重要となる医療物資に関しては、軟膏の容器や松葉杖、手袋などを、すでに備蓄分から放出し始めているらしい。話題となったまるで「葬式」のような菓子袋のモノクロ化はさらにその種類を増やし、大手コンビニはペットボトルを極力薄くするという。TOTOのトイレ製品の供給不足から始まる住宅・建築物の未完成、地方での公共工事の入札停止、一部の自動車の整備・修理の受付停止、各中小企業では仕事が回せず週4日制にせざるをえない会社まで出始める。

SNSでは個人商店による閉店のお知らせが爆増した。コロナ時の休業とは違う、完全な廃業のお知らせだ。ファッション関係、園芸関係、飲食、そしてアフターサービスの終了のようなお知らせも同様に爆増した。それらが日本全体の中でどれくらいの比率を持っているのかはわからないけれど、(いよいよ来たか‥)という恐ろしさが伝わって来る。

結局、この段階でもまだ、自分の周りでは「高騰対策で早めに買った」とか「多めに買っておいた」と言うくらいで、誰一人として「備蓄」という言葉までは聞かれないままだった。自分達だって来るべき買えなくなる場合に備えて、多少多めに生活必需品を買っておくくらいなものだったし、実際に近所のスーパーやコンビニでも、別段品不足的な印象は、これと言って伝わっては来ないのだから、これでは張り切って準備をしている方が、周りから滑稽に見られてしまうだろう。

 

そんなある日、僕は妙な事に気がついた。(そういえば、最近、燃えるゴミを捨てていないな)と。

実は、妻が「コンポスト」という仕組みを密かに試しはじめていて、その成果で、生ゴミのほとんどが無くなっていたからだった。

「コンポスト」というのは生ゴミを細かく切り刻み、土の中に混ぜ、微生物の力によって土に変えてしまうというエコな仕組みだ。これを促進するため、ダンボールや不織布などの風を通せる容器を用意する事や、米ヌカなどの分解を促進するような素材を土に混ぜるなどの手間があるらしい。さまざまな工夫で分解を促進させて行くのが醍醐味なのだそうだ。

僕らの地元小田原はこのコンポストに積極的で、最初の容器などのセットを無料で提供してくれている。数量限定のようだけれど別段流行っているものでもないので、市役所を訪ねると、すぐその日に受け取る事ができた。

僕が心配していたのは「臭い」だったのだけれど、しいてあげれば「土の匂い」というくらいで、ベランダでやっているせいもあり、特に臭さは無かった。ただ毎日かき混ぜたり、常にバランスを考える必要があるらしく「ぬか漬け」的なルーティンワークとなる。

 

時を同じくして「ゴミ袋の買い占めを控えて下さい」との政府広報が話題になっていて、備蓄とは別の件として、ゴミを減らす事も考えていかなければならなくなって来ていた。ゴミを燃やすにも石油燃料などのエネルギーが必要だからだ。そうなればゴミ袋うんぬんどころの騒ぎではない。焼却処理自体が止まる可能性すらあっては、ひと月と待たず病原菌の蔓延からさらなる災害が加わるではないか。

もちろん「原油やナフサ不足なんてない、年末までは十分だ。節約すら求めない」それどころか「備蓄分を放出しているのにガソリンが値上がりしないために補助金をつけている」という、世界で類を見ない異常な方針を貫く日本政府なのだから、「ゴミを減らす努力を」などと呼び掛けるはずもない。あくまで日本はうまく行っているのだから「ゴミ袋の買い占めだけは控えて」という程度なのだ。

 

いつもながら先手先手の妻が、また今回も密かにコンポストを始め、ノウハウを蓄え、しっかりと生活に取り入れていた。もちろん来たるべき、日本のエネルギー切れのタイミング、ゴミを捨てられなくなった場合に向けての事らしい。ちなみにある程度まで使ったら普通に土として花壇などに使ったり、外の土に混ぜてしまえば良いのだそうだ。植物にとっては肥料入りの、栄養満点の土なのだから。さすがは小田原のナウシカだ。

 

同じ頃、久しぶりに嬉しい出来事があった。ハーモニカのミニ動画企画を一緒に進めて来たマルモさんから、非常に面白い企画が持ち込まれたのだ。

東北在住のマルモさんは、以前、観光名物の「ウルトラマンのモニュメント」を利用して、さまざまな動画のコンテンツを上げて来てくれたのだけれど、それを今回は、どこかに隠れたハーモニカを探すゲーム「ハーモニカど~こだ?」で、一気にシリーズ化を考えているというのだ。

企画を聞いただけでも面白そうな上に、ハーモニカの中央部「コーム」が赤く、どことなくウルトラマンっぽさのある「ゴールデンメロディー(旧モデル)」というハーモニカ機種を使って撮ると聞き、僕はその想像だけで興奮してしまったほどだった。

ただしこの企画はヒーローものの仁王立ちのモニュメントであるため、現状の「横型動画」では画面構成が難しく、編集フォーマットを縦版専用に作り直さなければならない。

僕はすぐにこの試作に取り掛かり、数点のバリエーションの中からマルモさんのGOをもらう。

数日後、マルモさんからまず3点の動画素材が届き、僕はすぐにそれを試作、お互いで最終確認を行なった。我ながら、予想以上に魅力的な動画になっていた。

さらに数日後、マルモさんから残りの動画素材が送られ、あとは僕の量産型の編集作業となり、程なくして18作品のシリーズが完成する。そのうちの一作をご覧いただきたい。

 

 

マルモさんからは「天候に恵まれなかった」との事で、やや暗めの画面になってしまったそうなのだけれど、僕には、それがかえってハーモニカの金属やウルトラマンの銀色を反射させず、とても見やすい仕上がりとなったように思える。

最近、僕の「風とセッション」「ダッシュブルース」という各シリーズの方も、海外での閲覧などのおかげもあり、なかなかの再生数になって来ている。このマルモさんのウルトラマンシリーズも、今後の大健闘を期待したいところだ。

 

5月末。

僕と妻は、上野の西洋美術館の「アンドリュー・ワイエス展」へ行き、その足で4回目となる「戦争反対のデモ」に参加する事にした。 

デモに集合していたのは、今回も一世代前には一般的だった「デモひと筋のような高齢者達」ではなく、若い女性や、中には小さな子供を連れた女性が目立つ、現代的と感じさせる人々だった。

今回僕らが参加したのは「We Want Our Future」「戦争をさせない0529」などという呼ばれ方のデモだった。まぁ、僕らは「国会議事堂前デモ」と呼んでいるし、声を上げるのが大事で、集会の名称はさほど重要ではないらしい。

それなりに見慣れて来た景色だけれど、国会議事堂の前に近づくにつれ、警備をする警察官の数が増えて行き、ものものしい雰囲気が漂って来る。警察官達は「安全のため」という名目で、いろいろな道に分散させて歩かせようと誘導する。これは、とにかく傍目には「大勢が集まっていると言う印象を出せないため」らしい。

 

いたるところで、進入禁止の看板が立ち、一部の駅の出口は封鎖までされているらしく、印象操作への苦労がうかがえる。ただの道でまで「一人ずつ、立ち止まらないように」と注意されるのはさすがにやり過ぎと思うのだけれど、そのせいで歩き続ける集団が国会議事堂の周りに渦を巻くようになってしまうので、皮肉にも、なかなかのうねりを感じさせる空間が出来上がる。

気がつけばこの日も1万人を超える人だかりとなったそうだ。政府としては、さまざまな努力で「どうだ!集まる場所が限定されては、盛況には見せられないだろう!ざまぁみろ!」と言いたいところかもしれないが、暗がりの中を色とりどりのペンライトが飛び交い、その規模の大きさをきらびやかさで伝えている。権力や圧力は、結局は全て裏目に出るものなのだろう。

 

 

やがて各所に「うねりのかたまり」ができて来る。中には参加しやすい軽快なポップス調の「ダンス空間のような集団」、ドラム隊が中心となった「サンバ祭りのような集団」、警察隊が取り囲み警戒態勢が他とは違うラップ調の「レジスタンスのような集団」など。まるで、初心者から常連まで受け入れられるような幅を持ち始めている。もちろん、今までの昔ながらのチラシ配りの大先輩方もそれぞれに混じっているし、コスプレやパフォーマンスのようなお祭りテイストの人達も加わっていて、それぞれが不思議と融合している。

 

今回特に印象に残ったのは、比較的初心者向けの「刺々しさがない集団」に加わった時に僕の前にいた、小柄な気の弱そうな女性だった。まるで顔を隠すように「戦争反対」のプラカードを掲げていて、ずっと下を向き、なにか必死に耐えているようだった。騒音の中ではコールに参加しているのかもわからないけれど、彼女なりに必死に立ち向かっているのがわかる。確かに声を出すのも気がひけるだろうし、顔だって見られたくないだろう。けれど、自分ができる事をしてみようと立ち上がったのだ。そういう意味でも、どこかには参加できる場所や集団があるというのが、このフェス的なデモの良さなのかもしれない。

 

翌日、自分なりにその様子を動画で撮影して来たので、SNSにあげてみると、そこに「戦争反対と言いながらトラブルを起こすクソ左翼」という、いかにもなコメントがつく。見ればアイコンも投稿もない、フォロワーもいないロボットっぽいアカウントだった。

 

 

もう一つ、同じくロボットかもしれないアカウントからの「ごっこ」というだけの短い書き込みもあった。これは少し前に自民党の「門ひろこ衆議院議員」が国会議事堂前デモを「ごっこ遊び」だと表現し、大炎上したのを用いたもので、この議員は「言いたい事があるのならデモごっこなんてやらずに、選挙に立候補して政党を作って、国会で発言すればいい」というのが持論なのだそうだ。さすがにネトウヨに支えられている議員なので、何を言っても絵空事の範囲を出ない低レベルな発言だ。

その発言時、議員の横には「そうだ!そうだ!いいぞ!いいぞ!そんなにたくさんは国会前に人数集まっていないよ!」というそこそこのタレント達が並ぶ。その顔ぶれは「いつか地方で、維新の会あたりから立候補するのだろうな」と思わせる面々だった。

昔、上岡龍太郎が「社会でやっていけない奴が芸人になる。芸人でもダメな奴は政治家になる」と言っていたけれど、今ならうなずける言葉だ。ただ、この先「いつか」が存在するのかすら危うい。何の資源もなく、世界から孤立し始めているこの日本に、はたしてこの先なんてあるのだろうか。

 

 

6月になる。

これから(僕のハーモニカのオンラインレッスンをいつまで続けられるのだろうか‥)というため息混じりの不安に反して、予想外に新しい無料体験の方々が相次いでくれた。

 

 

最近始められた方の多くは、曲の演奏ではなく、僕の動画でやっているような「何となく、気分でハーモニカをポワ~ンとやってみたい」のだそうだ。僕が思う、意外に知られていない「ハーモニカらしい使い方」が伝わっているのが嬉しい。もちろん楽器の扱い方、音色の磨き方、曲の演奏、そしてなによりセッション演奏への参加の仕方など、普通のレッスンも行うのだけれど、「なんとなく吹く~」が目標に入っている場合、必ずやハーモニカらしい満足が得られるはずだ。「いつかバンドに参加する」「コンサートを実現する」などの目標に比べ、そこに他者が存在しないので、確実に実現させられるからだ。

これからの日本はますます難しい時代に突入するだろう。そんな中で、自分だけでもできる事を持っていれば、なんとか乗り越えられるはずだ。それがハーモニカのように、どこにでも持ち歩け、自分の中にあるものを自然に外へと表現してくれるような存在なら、なおさら心強い味方になってくれる事だろう。

 

大激震が走ると言われて来たこの6月、スーパーなどでは、梱包のプラスチックなどの高騰のせいか、食品周りが軒並み50円くらいずつ値上げになった感がある。対してやはり政府は今だに「ナフサは足りている」「流通での根詰まりの問題」「ガソリンなども節約の必要まではない」と言い続けるままだ。

政権の中枢の人物は笑いまじりに「ナフサの買い占めをしている企業の目処がついている」と軽快に語り、首相御用達の経済学者までもが「ナフサなどすぐにでも手に入る、ネットでも手に入るほどだ」といった、まるで常軌を逸したデマ情報を垂れ流し続けている。

友人と話しても、ニュースで流れている政府発信情報を鵜呑みにする人がほとんどのようで、備蓄や対策の話が飛び交う事は一度もなかった。実際にスーパーやコンビニにほとんどの商品が並んでいる以上、危機感など持ちようがないのかもしれない。

 

そんな6月は、いきなりの台風6号到来から始まった。

ただでさえ大変な状況の中に、台風の被災が加わるのはさすがに勘弁して欲しいと、吹き飛ぶ物の片付けやシャッターでの戸締りなど、隅々まで入念に行なった。こういう時は、備蓄のためにとそれなりに買いだめしておいたスナック類などをついつい食べてしまう。これでは元も子もないではないかと思いながらも、本能的に食べずにはいられないものだ。

結局、一部の地域を除き、今回の台風は災害クラスにはならなくて済んだようだった。

 

この月は、最初の方に楽しいイベントが続いた。

ひとつ目は「レオン」などでも有名なハリウッドスター「ジャン・レノ」による一人芝居「らくだ」の三島公演での観劇、二つ目は上野の西洋美術館での「大ゴッホ展」だ。経済的にはそれなりにひっ迫している時期ではあるものの「これからはこういった文化的な出費は考えづらくなるので余計に見ておこう!」との妻の判断だった。

 

「らくだ」の方は、主催側の予約トラブルで、事前に電話があり「こちらサイドの不備、席を変更してもらう、代わりに記念品を贈呈する、納得いかない人は返金」との一方的な連絡が来て、実のところ相当テンションは落ちてしまっていた。

さらに当日になっても混乱は続き、今度は変更対応の不備により、開始時間になってもまだ席に座れない人や、二度目の座席変更をされた上に、客同士で交渉や譲り合いをするなどの異常事態にまで発展し、僕らも含めおそらく来場者の3分の1くらいの人達が被害を受け、会場では謝罪と説明をする係員への怒号すら飛び交う修羅場となった。

そんな中で始まった舞台ではあったものの、さすがは世界の大スター、見応えのある素晴らしいショーを見せてくれた。

内容は彼の無名時代からスターに上り詰めて行くまでの半生を、謙虚な気持ちでつづった「自己紹介」のような物語で「自分は砂漠をただ歩いているラクダだ」という言葉からそのタイトルが付けられている。ちなみに彼はフランス語なので、舞台セットの背景の字幕映写で楽しむ事になり、このスピード感がなかなかにあわただしかった。

最後にはスタンディングオベーションとなった大盛況な舞台なれど、出口ではあまりの不備続きに返金対応を希望する人が山となり、そういう意味ではまことに残念な日ではあった。

 

日を変え、ゴッホ展の方は入場時間を予約しての人数制限がある上に、人気作品には長蛇の列に並ばされ、クネクネとまるで大腸の中をゆっくりと進むような拷問的な時間の末、わずか1分足らずという鑑賞時間だった。それでも、さすがは世界の画家と言うべき作品の迫力と説得力ではあった。また、ゴッホが影響を受けた「セザンヌ」や「モネ」などの人気画家達の作品も並び、本当に贅沢な日になったと思う。

会場近くで友人の出展「視点」を観覧する。なかなか挑戦的な作品展示に、次に会うのが楽しみになった。

 

6月初旬頃。

梅雨入りする。僕の地元では(雨が続くなぁ~)、というくらいなものだったけれど、さすがは異常気象、栃木県では雹(ひょう)が降り注ぎ、一部では路面が半透明で覆われる状況にまでなっていたそうだ。

月が進み、徐々に社会不安での緊張感が広がって来るのを感じるにつれ、さすがに僕の収入源をオンラインレッスンのみに頼るのは無理があるだろうと、今後新たに仕事にできそうなハーモニカの企画を考えてみる事にした。そして辿り着いたのは単純明快、ハーモニカの実演(演奏)販売、つまり楽器自体を僕が直接販売をするのだ。

もちろん僕はメーカーではないので、少しでも安く仕入れて来て、それをある程度利益を乗せて売り、その差額を得るという事になるのだけれど、今はネットで少しでも安い物を比べ、気軽に「ポチっと」買う時代なので、それを僕が割り増して売るとなると、よほど実演技術とセールストークが必要になるはずだ。それはもはや大道芸人に近いスキルだろう。

実はこれは僕の妻が考えてくれたアイディアで「『男はつらいよ』の寅さんみたいな事をやってみたら?」と言われたのがきっかけだった。今までも自分のイベントでハーモニカ自体の販売経験はあったものの、やはり購入してくれるのは普通のお客さんではなく、自分の生徒さんであったり、身内だったりという具合だった。もっとも、その頃は自分のCDを売る方が最優先ではあったのだけれど。

では、これからいよいよガソリン代も高騰し、電車も含めて軒並み移動費用がかさんで行く中で、一体何の勝算があってそんな事を始めるのか。その理由のひとつは、僕の地元のお土地柄だった。

僕の地元は小田原で、近くには一大観光地の箱根がある。確かに、一時は海外観光客のオーバーツーリズムによるパニックのような状況であったものの、今ではすっかりとは落ち着いてしまっている。それでも他の街に比べれば賑わいはあり、何より独特の浮かれ方の土地ではあるのだ。

 

そして、この実演販売企画の中核となるのが、他では手に入らないアクセサリー楽器「箱根オリジナルミニハーモニカ」の販売企画だった。

お付き合いのあった株式会社鈴木楽器製作所さんの方で、5穴10音のミニハーモニカ「ミノーレ」という商品があり、名前を入れるサービスをやっていて、パッケージデザイン等も変更できるようなので「箱根らしいお土産」に仕上げる事にしたのだ。

以前はハーモニカの中央部コームの部分に寄木細工を使い、大々的に販売しようとして頓挫してしまった苦い経験があるのだけれど、今まで様々なライブイベントをやって来た自分としては「箱根とハーモニカの相性は良い」との実感は持っていた。

 

さらに小田原の人間が箱根の物を手がける以上、より箱根らしい、今まで最もお世話になっている場所の専用モデルとして考えてみた。それが「箱根甘酒茶屋」さんの名入れモデルだった。22回を数えた「箱根八夜シリーズ」の共同運営など、僕と妻にとっては今の地元の家族のような存在で、困ったことがあれば何でも助けてくれるである方々だ。

すでに「ハコネサンショウウオこんにゃく」というオリジナル商品を発売開始したばかりの箱根13代目店主の山本 聡さんは、すぐに僕の企画を面白がってくれて、(この企画は実現しそうだ)と実感できた僕は、すぐに鈴木楽器の営業の方に連絡をし、見積もり等を詰め始めた。

オリジナルグッズを作るとなれば、ある程度の数を先行発注しなければいけないので、僕にとってはある意味ギャンブルなのだけれど、それ以前に心配なのが、売れるかより、この先の石油製品の製造問題への懸念の方だった。これからの日本で、ハーモニカを量産する資材が確実に手に入るかどうかの確認こそが最優先なのだ。

こうしてオンラインレッスンと並行した僕の新しい企画準備の日々が始まった。

 

場所は甘酒茶屋さんの脇にある野外広場。コスチュームは「箱根八夜衣装のハッピ」と「頭巾」で、イベント時と同じような和テイストで固め、ワンセットだけ置かれている、聡さんが知り合いの温泉から譲り受けたというパラソル付きのテーブルをお借りし、熱中症対策をしつつ晴れの日のみ行う予定だ。

さて、実演に関してはどうして行くのかもあるのだけれど、実はそちらの方は特に心配も準備も必要なかった。なぜって、今までさんざん箱根でやって来たからだ。コンサートにような訳にはいかないので、箱根来訪の思い出として「箱根八里」「おさるのかごや」などの童謡唱歌をアレンジせず、生の弱音で一節ほど聴いてもらう。そこまでの過程は、今までもミニ動画の方でやって来たノウハウをいかし「風とセッション」しているような雰囲気で、さりげない効果音風のBGMを、というか、ワンフレーズを奏でるイメージだ。

これらは一見、誰でもできるようでそれなりに難しい。お客さんの邪魔になれば直結して店に迷惑が掛かる。あくまでさりげなく、それでいて心地良くだ。まぁ、そういう使い方で言えば楽器の中でハーモニカは最強だろうし、僕は適役だろう。

ハーモニカが順調に売れるようであれば、それに越したことはないけれど、僕にとってはオンラインレッスンの「チラシ」を配るのも重要だ。今までも教室のチラシ効果はあったけれど、曜日が限定される上に小田原か東京かの2択だった。それがオンラインレッスンとなれば、海外も含め、通信環境が整っていさえすればどの方にも対応できるのだから。

システムの説明や希望内容なんかも直接話せるし、今までの経験でも、お互いがリアルで話した事があってのオンランレッスンは、実に話が早かった。とにかく、まずは自分を活かせそうなこの方法で、これからの日本でなんとか生きる道を作っていかなければならない。

 

6月中旬。

アメリカのとイランとの停戦が合意されるとの報道が世界を駆け巡る。

けれど、手放しで喜べないのは延々と停戦、破棄、停戦、破棄という発表を繰り返しているからだ。記述では58回目とあきれる回数だ。トランプはそれによる株価の上下で、自分の周りの人だけにかなりの利益をもたらし続けているとの分析もあった。つまり、トランプにとっては停戦しては破棄という繰り返しが、それなりに都合が良い訳だ。もちろんこれにより凄まじい人数が死んでいるという事実など、彼にとってはどうでも良いのだろう。本当に頭が狂ってるとしか言いようがない。そのアメリカに自国の行方を委ね続けている日本も、同じく狂っている国なのだろうけど。

本当であれば、とりあえず世界大恐慌にまではならなくても済んだと、ほっとするところである。1番恐れていたのは、物資が無くなり、最悪、近所で医療品や食料品の奪い合いが起きるのではないかとの懸念だった。それが、ある程度の目処が立つ事態となれば、ほとんどの人が耐えられるであろう。

とは言え、今世界中が受けた深刻なエネルギー不足により、半年から1年くらいは全ての産業に想定を遥かに超える影響が出るはずだ。和平が無事に締結するにしても、しないにしても、まだかなり先まで、大変な時期が続く事になるはずだ。

 

6月末。

最初に懸念されていた目安から約半月ほど遅れて、建設業の限界が表面化する。

ナフサ不足から、塗料関係を中心に資材がなく建築ができず、すべての作業が止まってしまったらしいのだ。

埼玉土建一般労働組合という団体のSNSでの書き込みによって、建築業関係者421人のデモが可視化された。日々現場仕事に追われる業種の方々が自ら声を上げるというのは、本当にその日に立ち行かなくなっているという事だろう。国側は相変わらず「目詰まり」という言葉しか使わず「日本の危機は陰謀論だ」と言い続けている。一体、今日本はどのような状況になっているのだろうか。

対して、日々追加される高市首相の不祥事は止まるところを知らず、とうとうアメリカ留学時の学歴詐称をアメリカ側から報道されるという、ほとんどジョークのような域にまで達していた。「サナエトークン」という暗号資産巨額詐欺や敵対陣営への誹謗中傷動画の制作拡散依頼なども次々と証拠が揃いつつも、首相本人だけがそれを認めないまま、ほぼ「クロ」が確定という状況の中で「国旗損壊罪」の審議や、憲法改正に向けた「国民投票法」の改正、男子に限り天皇を継承させるための「皇室典範改正案」など異常な法改正をゴリ押しし続けている。おそらく自分が辞任させられる前に、戦争をできる国に変えてしまうための強引な準備なのだろうが、本人がやる事なす事の全てがあまりにもドジ過ぎて、どことなく滑稽に見えてしまい、かつてのドイツの極右ヒットラーのような凄みのようなものまでは伝わって来ない。とはいえ、確実に法改定を進めてしまう連中なのだから、ドジとはいえ、やはり超のつく特大問題人物ではあるのだろう。

 

そんな中、台風7号8号の2つの台風が一度に上陸する。九州や大阪などで冠水被害を出しつつ、関東には半日ほどの時間差で上陸する。さまざまな住宅の台風対策を終えると、あとは地味なおこもりとなる。こういう時はたまっている作業をやれる機会でもあるので、それなりに忙しく過ごす事にはなった。

そんな夜遅く、富士五湖を震源地とする、震度6弱のかなり大きな地震が起こる。ちなみに僕の地元では震度4程度だったのだけれど、スマホや町内放送のけたたましさは、その後いつまでたっても鼓動を荒げ続けた。深夜に始まる地震関連の政府会見に登場した高市総理は、かなりの「酔い顔」で、もう見れたものではなかった。プライベートな時間に酒を飲むのは自由とはいえ、地震が来る以前に、2つの台風が上陸している日に深酒をしているのは異常ではないか。

なんにしても2つの台風が重なる日に大地震とは、全くなんて事だ。前日にはベネズエラで、マグニチュード7の大地震で、第一報では1500人以上が亡くなり行方不明者は7万人にものぼる被害との事だった。(なお、その後の報道では4500人以上となる)この日、関連して世界的には24時間で6箇所もの国で大地震が起こっていたそうだ。戦争、エネルギー危機、円安、物価高、その上での天変地異と、もういい加減にして欲しい。

 

一難去って、翌日。僕は日々のオンラインレッスンを続けつつ、空いてる時間で夏に向けた「ハーモニカの実演販売」の準備を本格的に始めていた。といっても、準備として大変なのは、デザイン面の全てを行う妻の方だった。「商品の台紙」「配布する宣伝チラシ」「商品説明ボード」目印となる「のぼり旗」など。ただでさえ大変なものを、デザインを凝るだけではなく素材を見直したり、納得できなければ一からやり直したりと、いつもながらの余念の無さだった。僕は(やりながら、なんとなく、必要な物を揃えて行けば‥)という成行任せなので、この事前の全力投球には頭がさがる。

一方、僕の方は商品陳列台とフック付きディスプレイボードなどを用意する。ヤスリをかけたり色を塗ったりと、まぁ、学生の文化祭ばりの明らかに誰でもできる部分なので、そう苦労も無い作業だ。

 

そうこうしている間に、名入れの楽器本体の入荷時期が決まり、一緒に販売する予定のテンホールズハーモニカの方が先行して届く。それらの楽器は自分が演奏で使うものではないので、極力触らないようにする。箱に詰められたままの楽器をただ眺めているというのは、なんとも落ち着かないものだ。

このハーモニカの実演販売がうまく行くものなら、季節により販売活動をしばらく続けて行くつもりなので、売れればこの商品は入れ替わって行くのだろうけれど、全く売れなければ、僕の楽器となる。そんな事を考えているとあまり積極的に売る気が無くなってしまいそうなので、気をつけなければならない。

 

後編へ続く

(アップする段階で初めて知ったのだけれど、アメブロにも文字数制限があるらしい)

 

 

久しぶりのオリジナルでの商品化のニュースです!

今回はスズキ楽器さんのミニハーモニカ「ミノーレ」を、オリジナル仕様でご用意いたしました♫

箱根のお土産に最適です!(専用HPこちら)

 

 

 

箱根の隠れた名物「豆桜」をあしらった「箱根」の文字、もう片面には、なんと「箱根甘酒茶屋」の文字が入っています。

 

パッケージ台紙には瀧廉太郎の名曲「箱根八里」の楽譜を折りたたみで掲載しております。

ぜひこの機に、この名曲をハーモニカのシンプルな音色でお楽しみください。(譜面制作協力 音楽研究所)

 

 

 

 

スズキ楽器さんの「ミノーレ」は5穴「ドレミファソラシド・レミ」というなかなかの音幅なので、「箱根八里」をはじめ「お猿のかごや」などのご当地ソングを吹くこともできます。

 

今回、このオリジナル商品の発売に合わせ、甘酒茶屋さんのわきの広場の小さな露店で、私が演奏販売を行います♫

 

こんな感じの露天です♫

お近くにお越しの際はぜひお気軽にお立ち寄りくださいませ。

 

もちろんブルースハーモニカの販売も行います。ミノーレのスズキ楽器さんのアイテムで、ビギナーにもおすすめの「ハープマスター」。

3300円と、大変お値打ちですので、これから始めたい人には助かる機種ですね。

 

 

もうひとつ、日本の自然環境にぴったりな「深い緑色」のボディーが美しい「オリーブ」です。

私もさまざまな動画で紹介して来ましたが、特に箱根のロケーションに「映える」一品です。

こちらは5280円と、衝動買いするには少々お高いかもしれませんが、販売させていただきます。

ぜひ箱根の光の中でご覧くださいませ♫

 

 

私の教室のチラシもお配りいたしますが、今回は「箱根八里をハーモニカで吹こう♫」というテーマでまとめています。

よろしければ、お持ち帰りくださいませ。

 

<チラシ/2つ折 上/外側 下/内側>