学校の校門から
甘やかしている
もし上手くいったとしても、それは
上手くいったように見えているだけ
『今日も大丈夫だった』
『いつ来るか分からないその日を待ち続ける』
先生が立っている玄関に、1人で入っていく。
たったこれだけのことに
丸2年かかりました。
息子は何事に対しても『強い不安』を持っています。
毎朝
息子を学校の玄関や教室まで送り届けていると話すと、ほとんどの人が
甘やかしている
手をかけ過ぎている
子離れが出来ていない
そんな事を言ってくるのだけど
息子の持つその『強い不安』というものは
私達の感じる不安感とは比べ物にならない程のもので
極度の緊張から手や足が震えていたり
首や背中に信じられない位の汗をかいていたり
時には意識が飛んでしまっていたりする
そういった、見た目には分かりづらいけれど
身体的症状を伴う程の強いもの
それが一体どれ程の怖さなのか
想像する事くらいしか出来ないのだけど
無理矢理やらせたり
スパルタをしたり
怒りつけたり
突き放したり
教えこんだり
そんな事をしても
解決するどころか悪化させるだけ
もし上手くいったとしても、それは
上手くいったように見えているだけ
必ず反動がくるのです。
信頼出来る誰かと一緒に
何度も何度も繰り返し
経験を積ませる事
『今日も大丈夫だった』
『今日も怖くなかった』
『困ったらこうすればいいんだ』
本人が納得して動き出すその日を
ひたすらに待つ
親として、それしか出来ないのです。
3年生に進級し
いつものように一緒に歩いて登校していたある朝のこと。
新1年生達の集団登校を引率中の先生とばったり!
学校からすぐの場所だった事もあり
『ここから一緒に行こうか!』と声をかけてくれました。
急な予定変更だった事も重なり
息子の顔が一気に曇り、不安な表情になります。
『どうしてここから行かなきゃならないの?』
『何でママは来ないの?』
後ろ髪引かれながも、上手く連れ出してくれました。
その時の息子の様子を見ていて
これはいける
これはいける
そう思いました
次の日の朝。
昨日離れた同じポイントで
『昨日1人で行けて凄かったよね!今日も行けそうかい?』
サラッと(ここ重要!)聞いてみると
『僕1人で行けるよ!』
そう言って『じゃあね~!』と手を振ってスタスタと歩きだしたーーー!!!
『遂にこの日がきた』
感動のあまり
その背中を見ながら人知れず、泣きました。
『いつ来るか分からないその日を待ち続ける』
そんな日々を送るのは、親としてもどかしく、苦しい。
『これが一体いつまで続くんだろう…。』
そんな、絶望感にも似た気持ちになる事もあります。
でも、今日まで諦めずに育ててきたからこそ知っています。
『子どもは絶対に成長する』
同級生はみんな、とっくに出来ている事かもしれない。
ペースは随分と遅いかもしれない。
出来ないのはたった1人かもしれない。
でもいつだって、比べるのは周りとじゃない。
過去の息子とだけです。
それがいつ
どのタイミングで
どのポイントでくるかは分からないけど
ある日突然くるのです。
(もうちょっと間隔が狭いと助かるんだけどな~)そんな心の声の声は置いといて(笑)
だから今日もまた、頑張れるのです
登校に関してはまだまだ高いハードルが沢山あります。
母子分離
長い距離を歩き切る体力
交通ルール
聴覚過敏
人の多さ
突発的な出来事 etc…
自宅から1人で通える日が果たしてくるのか
もしくは
こないのか…(笑)
またじっくりと待ち続けたいと思います🍀
