昨日の続きで、今日はこちらのドラマを感想です
主役の男の子、今日一役をやっている子は、
大河ドラマ「青天を衝け」渋沢栄一の子供時代、
今やっている朝ドラの「らんまん」の牧野万太郎の子供時代を
演じている小林優仁くん。
渋沢栄一のときの演技が好きだったので、放送を楽しみにしていました。
横須賀の戦争孤児たちの話なのですが、
想像していたより、厳しい現実で、大変ショックでした。
副題に、
「戦争は終わったんじゃないのか!」すべてを奪われた子供たちの物語」
と書いてあったのですが、確かにそうだと思いました。
彼らにとっては、親が生きていた、戦時中のほうのがまだましなのです。
子供たち集団だけで、クリーニング屋で生計を立てるという話で、ドラマならではのアクションシーンやほっこりシーンはあるのですが、史実に基づいて作ってあるせいか、残酷な現実が次々と襲ってきます。
戦争孤児を大人たちが強引に捕まえて、施設に送るシーンがあるのですが、実際そうだったそうです。
しかも、施設に送られると、ご飯が食べられて、教育も受けられるところがある一方で、ろくに食べさせてもらえない、働かせてばかりの施設もあったそうです。
施設に行くことだけは、拒否していたけども、それでも子供たちだけではやはりどうにもならなくて、最終的に施設に行く決心をします。
景色やセットの雰囲気もよく、いいドラマなんですが、見終わったあとは、もう、後味が悪く、心はどす黒く、もやもや。
いや、現実はもっとむごかったのでしょうが。
ちょっと受け止めきれない感覚に陥りました。
まだまだ自分の知らないことがあります。
勉強し続けていきたいですね