興味深いテレビ番組がなぜか、12月に始まりました
「理想本箱 君だけのブックガイド」NHK Eテレです。
どうも12月限定?の年末の特別番組のようで、全部で3回放送だそうです。
木曜日の夜10:55からです。
なんとも中途半端な時間ですが。
以前、ブックソムリエとか言って、この人に合う本を選んで、送ってくれるサービスみたいなものをテレビで紹介されていて、興味があったんです。
この番組では、個人ではなくて、アンケートをとって、質問が多かったものの中からピックアップして、その質問に対する本を紹介してくれるというものです。
主宰(司会?)はなんと、吉岡里帆さん
夜に癒されます
ブックディレクターの幅允孝さん。
太田緑ロランス(俳優)さんの3人で番組は進んでいきます。
そして、第一回目のテーマは、なんと!
もう死にたいと思った時に読む本
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いや〜、しょっぱなから重すぎる
どうも10代に向けた番組のようなんですが、10代の方ってこの時間にNHK見ます??
3冊紹介されるのですが、
紹介された本は私はまったく知らなくて、ほ〜〜っとうなりました。
本の一部分を実際にVTRで俳優さんたちが演技してくれるのですが、それがなかなかいいのです。みなさん演技が上手くて、迫力がありました。
とくに村田沙耶香の「しろいろの街の、その骨の体温の」での学校カーストの部分を演技してた若い子たち(劇団とか芸能事務所に所属している子なんでしょうか?)
に感心してしまいました。
時間にして短いのですが、リアリティのある迫真の演技だったので、もうそれにしか見えず、見てて胸が詰まりました。自分の体験も思い出してしまい、本当に感情が揺さぶられました。
この番組を見て、意外にも映像の威力を知らされましたね。
もちろん紹介された本の実力があるからなんですが、映像にして、俳優さんたちが実際に演じると、立体的な形で自分の胸に入ってくるというね・・・
本当にいい番組ですので、みなさんもぜひ