午後の2時になるかならないかのころだった。
母から一本の電話。

「おばあちゃん、亡くなったから。」

とうとうきてしまった。
4日前にお見舞いに行って、お水をあげた。
おばあちゃんは病人とは思えないほど、たくさん飲んだ。
しゃがれた声でありがとうと言っていた。

そのおばあちゃんが逝ってしまった。

聞けば、あれだけ苦しがっていたおばあちゃんも
逝く間際は安らかに逝けたという。
苦しかったね。つらかったね。
おつかれさま。


ありがとう。