9月17日


無事に退院して

久々に子どもたちと再会ニコニコ



娘は私を見るなり抱きついてきて

愛がたっぷりつまった手紙をくれた。



9がつ17にち

おかあさん たいいん おめでとう!

おかあさんにあえてうれしいよ

おかあさん だいだいだいだーいすき

かわいいおかあさん いつもありがとう





「ありがとう!最高にうれしいよー!」



そう言って娘をハグ!

ほっぺにチュッチュしまくっていると



それを見ていた息子が




「お母さん!俺にもハグ〜!」




まさかのハグ要求泣き笑いマジかw





小学6年生ニヤニヤ


まだまだ絶賛甘えん坊中。



もちろん嬉しくて

息子の髪の毛をワシャワシャしながら

2人を抱きしめた。



こんな日がいつまでも続けばいいなぁ✨






9月18日


親友夫婦が

沢山の手作り春巻き、春雨サラダ

更にはシャインマスカットまで持って

会いに来てくれたデレデレ



周りの優しさに包まれて

私ったらなんて幸せ者なんでしょう✨


感謝してもしきれない。



そしてこの日は

地元でちょっとしたお祭りがあった。



先月の花火大会では

抗がん剤の副作用真っ只中で

白目ひん剥いていたあたし。


あの時は

子どもたちと一緒に

花火を楽しむことができなかったので


今日はあの日のリベンジだ!!


とばかりに

子ども2人と一緒に縁日へでかけた。



体調もいい!


気分もいい!


最高!!デレデレ



屋台で買い物をしてから

座って話しをしていたところ


ママ友と遭遇。



“ママ友”とは言っても

顔見知りで挨拶を交わす程度の間柄だ。



彼女は私をみるなり




「あれ!?

こんな所にいて今日は旅館はいいの?」




そう言いながら隣に座ってきた。




「あ…旅館ね、うん大丈夫!



そうか。


彼女は私が仕事を辞めていることを

知らないのか。


いちいち説明するのも面倒だ真顔



とりあえず“大丈夫”と言えば

それで納得するだろうと思った。



「え!?なんで?忙しいでしょ?

大丈夫じゃないでしょ?」




しかし

彼女の追求は止まらなかった。



めんどくさ無気力



仕方がないので



「実はいろいろとあってね…

私、旅館をやめたんだ。」



正直に答えた。


私の中ではこの

“いろいろあって…”というワード。


これ以上のことはもう聞いてくれるな。

という思いや

ニュアンスを込めたつもりで使った。


もしも私がこのワードを


これぐらいの関係性の相手

ここポイント↑


から言われたら



“そっか!大変だったんだね。

生きてりゃいろいろあるもんね!”


って納得するし

それ以上の追求なんてしない。


むしろ

立ち入ったことを聞いちゃって

ごめんなさいね。


って気持ちにすらなる。




だけど彼女は…




「えーーー!?

なんでなんで!?

ねぇ…もしかして…

なんかの病気ーーー!?





直球ストレートに



ぶっ込んできた。






……チーン



軽い。



実に軽いよキミ…。



だし、そもそも聞くかね?

そういう事を…



キミと私は

それほど仲の良い関係でもなかろうに。





しかし彼女の思わぬ先制攻撃、


更にはズバリと現状を言い当てられた私は




めちゃくちゃ


テンパった滝汗





咄嗟に

他の言い訳が思いつかず



「ち…ちがっっ

ちがうよ〜( ̄▽ ̄;)ハハハッ」




誰がどう見ても


“私は病気ですよ”と


自白をしたも同然

反応をしてしまうチーンアホ~




彼女もさすがに察したようで、



「このご時世さ、

病院に行って

色々診てもらうのも大変だよね〜」



と、一応病気であることを否定した私に

それをガン無視した返事をされた。




「………チーン




実は彼女と共通のママ友で

私の病気のことを知っている子がいる。


案外その子から何かしらを聞いていて

あえてそんな質問をしてきたのかも?


違うかもしれないけど

そうなのかも?と思ったら


もはやどんな返答も嘘になってしまうと思い


ていのいい言い訳が思いつかなかったのだ。



で、彼女のすごいところはこの後も



「じゃあさ、旦那さんも旅館をやめたの?

今何やってるの?」



「ご両親はどうしてるの?」



などなど更に根掘り葉掘りと

我が家の内情を

ぐいぐい質問攻め!!




それを聞いて一体どうするんだい?



め〜っちゃ聞いてくるじゃんチーン



アタシノコト ダイスキナンダネ!

違うw



もう、マヨたじたじよ滝汗



嘘が下手で

良い言い回しもできず


結局仕事の内情については

事実をありのまま話す羽目に…。

かなり端折ったけど


まあ知られて困ることではないから

これに関してはいいのだけれど…。




だけどちょっとモヤモヤ真顔




「あなたには

そんなことまで話したくないし

話す必要もない!」



ズバッ!と

そう言えたら楽なんだけどな〜


田舎の小さな村社会


角が立たず穏便に

平和に暮らしていきたい私は

あまり強くは出られない。




ママ友って…

やっぱり難しい…