poetissimo

poetissimo

思いを。
言葉を。
もっと、強く強く。

それが『ポエティッシモ』。


こころをしたため

ことばであそんで

うたっています

繊細な詩を。


ラブ アンド ピース


創作物の著作権は poetissimo ( 旧名:inori-ori ) にて保有しております。

無断使用・転用・改ざん等の行為を固く禁じます。


Ameba Ownd



現在までの詩から数編、テーマ別の掲載をお届けしています。

お時間がありましたら、こちらもどうぞ。



にほんブログ村

詩の本を作り、読んで貰える事が何よりもの夢です。

「あなた」の応援が詩作の励みに、道に。


読者登録してね

ブログの性質上、投稿後に修訂・加筆される場合があります。

承認制の為、お手透きの際は一言添えて頂けますとありがたいです。



美輪明宏さん、ご逝去の報せ。

伝え聞く穏やかな旅立ちに
ほんの少し安堵しながらも、
無論残念でならず、引きずる
呆然は止まない雨も含んで更に
心身を重たくする。


類稀な麗しさに目を見張り、
長崎での戦争体験に基づき
折に触れ唱えていた、
愛と平和の重要性に耳を傾ける。

身を置く芸能の世界の華々しい様と、
唯一無二の地位を築くまでの
想像を絶する実話との隔たりの大きさも
また、関心が向いたのかもしれない。
 
まだ黄色を基調とした装いになる以前、
幼心に認知した頃から、その不思議な
存在感、一貫した佇まいに惹かれ続けた
人だった。


だからこそ、あらゆる戦争欲に
誰しもの民主的な生活が根幹から
揺るがされている今。

時代や価値観の変遷を肌で知り、
付随する善悪を審美眼で見極め、
明確な態度で指南してきた美輪さんの
不在は、何とも寄る辺ない気持ちだ。


どれだけ人の心を踏み躙れば気が済む、
という主義主張を日々組織は重ねるが。

有限の命の中、古を知る人がいなくなれば、
尊厳・尊重のかけらもなく根絶やしに
されても仕方ないと片付けられるの
だろうか。


過ちを繰り返さないと誓った念いは、
日本が培ってきた伝統文化/カルチャー
あると共に、この文化を失くしたくない、
受け継ぐべきだと、私個人は考えている。

それは装飾を一切除いた黒ずくめの姿と、
ワンアングルのカメラで絶唱する
『ヨイトマケの唄』を始め、全身全霊を
かけて添い遂げた芸術表現を通して、
気高い笑みの麗人が教えてくれた事。




終わりに代えて、生前の一筆を
こちらにも刻んでおきたい。


こんな世の中を
生き抜く武器は
愛の言葉しかありません
この世のすべての問題を
解く鍵は愛です
愛があれば
戦争なんか起こりません


美輪明宏


にほんブログ村 ポエムブログへ




美輪明宏

『ヨイトマケの唄(2013年版)』


作詞・作曲 美輪明宏