今、「君たちは…」 を観たら、感じ方変わるかな。
まだ１回しか観てないけど、ただただ話についていくのが精一杯だったし、いつも通り変てこなキャラがわぁーっと出て、結局どうだったか聞かれてもほぼ覚えてない。
大好きな久石さんの曲すら一曲も覚えていない(地球儀だけが耳に残った)
でも、ジブリ作品は１回では理解できないことが多い。
私の理解力が乏しいこともあるけど、何度も観るうちにじわじわ染み込んでくる作品が多いと思う。
何度も観て、自分なりの解釈と、映画が伝えたいことが歩み寄って世界観が出来上がってくる。
そうなると面白くなってまた観たくなる。
何度目かに気づきがあったり、見方が変わったりもする。
ただ、何回観てもスッキリしないというか、なんでこんなに詰め込んじゃったのかなという作品も(結構)ある
(ゲド戦記とかハウルとか)
そういう作品は何年か寝かせてみて、またチャレンジして、結局わからないんだけど
いい歳してジブリは好きだけど、コアなファンではないし、詳しくもない。
でも、曲はよく聴くし、年に数回は作品を観るし、録画してあってもタイムリーでテレビでやれば必ず観る。
なのでやっぱり普通の人よりは好きなんだと思う。
「千と千尋…」のミュージカルに長女を誘った時、長女から、子どもの頃観た以来観てないから話忘れた
と聞いて驚いた！
私は年に１回は必ず観てる 笑
原点はナウシカ。
妹を連れて行った映画館が激混みで、妹だけとりあえず座らせて、私は立ち見した(昔は席が空いたら座るシステム)
でも、立ってることを忘れるくらい入り込んだ。
数年後、映画とは少し異なるけれど、話の続きとなる漫画を読んでまた衝撃を受けて。
それ以降ずっとナウシカの続編映画を期待している。
昔のナウシカとはちょっと辻褄は合わなくなるけど、それでも映像で観たい。
あとは以前も書いたことあったけど、「かぐや姫の物語」が異常に好き。
小さい頃から絵本で読んだ誰でも知っている物語をこれほど深く感動的に描けるとは思わなかった。
もちろん初めて観た時は、なにこれ？と思ったけど 笑
殺風景な背景や表情のない顔に、自由に想像を脹らますことができる、こんな映画他にないと思う。
高畑さんの作品をもっと観たかった。