「結婚する前、あなたたち子供達のために生きると決めたんよ」と話す母親に、かつては素直になれなかった。

自分のための時間を作ってほしかった。



今、社会の荒波に呑まれ、母親のその女性らしい発想と生き方が愛おしく想える。

いろんな人生があるべきなんだと知ってから、母への感謝が溢れて止まない。

もっと早く温かい目で見られたら良かったのにと、有りがちな後悔にかられ、切なくなる。



一人の女性らしい女性、私のMother。

いつまでもその暢気な笑顔を見せて下さい。

きっと私よりも先に行ってしまうのだから、私が行くまで忘れられない程の笑顔を、私に焼き付けて下さい。



Mother、あなたから産まれ、あなたの愛情へと戻ってゆく。