poem11 君の駅 |   消える反照

  消える反照

みよのpoemです**゚ ゆっくりしていってください!☆



聞き慣れすぎた駅の名前
普段のようなアナウンス
惹かれるように降りてしまった
ここは君の駅


変わらないものなどないと
分かっていて 無視した
信じたくない自分がいた
今もまだ 疼く


呆然と立ち尽くす
私に何ができただろう
過ぎ去る電車を見つめながら
ホームで一人 泣いた


覚えてる 覚えてるよ
君がここでさよならと言う時
少し寂しそうに言っていた事
君の声も 表情も 仕草も
私の中に まだ残ってるんだよ
全部 全部 全部


聞き慣れすぎた駅の名前
いつものようなアナウンス
気づいた時には降りてしまった
ここは君の駅