ここ2週間、海外からの帰国者(主に、欧米に留学していた学生)が感染しているケース、感染経路不明の市中感染者数が急激に増えて、昨日でシンガポールのコロナ感染者合計数が1,000人となりました。

 
そんな状況を受けて、シンガポール政府はこんな対策を取っています。
• 旅行者の入国は原則不可(ショートタームパス発行無し)
• 塾や習い事は一時中止
• 室内のエンタテイメント(映画館、カラオケ、ナイトクラブ)の営業停止
• 人が多く集まるイベント(コンサート、スポーツイベント等)中止
• 誕生日会、結婚式、お葬式は最大10名まで集合可
• ショッピングモールやレストラン等、人が集まる場所は間隔を空けて並ぶなど
 
今週からは学校も週一でホームスタディが始まりました。
シンガポールの学校は元々、非常事態に備えてホームスタディの訓練が毎年、年に数回行われていたので、リソースも心持ちも準備が出来ていたのは助かりました。
パソコンを使って、教育省管轄のウェブにアクセスして、各学校各先生が出す課題をこなし、プラス、Zoom又はGoogleMeetを使って、先生やクラスメートの顔を見ながらビデオ授業をやってます。
 
娘っ子の塾も先週からZoomを使ったビデオ授業に切り替わっていて、新しいスタイルでの学習が始まりました。
 
ただ、中学生は自力で勉強出来るけれど、小学4年生はまだまだ親のサポートが必要で、昨日の午前中は息子くんに付きっきりでした😅
 
自宅でのリモートワークに切り替えている人も増えているようで、住宅街には多くの駐車した車が、一方で街中の人通りは徐々に減ってきている様子です。
 
先週末は野菜の価格が高くなっていて、白菜なんかも売り切れてました。天然資源が極少なシンガポールは食品をほぼ輸入に頼っていて、隣国マレーシアが2週間前にロックダウンした後、食べ物の供給も減る?だのという噂がSNSで拡散された影響なのかなぁと。
 
あと、スーパーのレジには約1メートル感覚で並ばないといけないことになっているのですが、列に並んでいる人の20人中15人が男性で残り4人はヘルパーさんという様子も今まで見た事がない光景で驚きました。
 
スーパーのオンラインで申し込めるデリバリーは申し込み多数で空いてるスロットがないらしく、行列を避ける為、6、7時の朝早くから24時間営業のスーパーや市場に行って買い物をしている人もいるようです(私もそのひとりです)。
 
世界中で世の中の様子が変化しています。
国単位ではなく、世界中の人がひとつになって協力すべき時なのではないかなと思います。
どうか一刻も早く事態が収拾し、皆が明るく健康に暮らせる日が来ますように。