うちのおっさん坊や、
ケン兄ちゃんはまたもや・・・。
昨日(土曜日)家に帰ると、
キッチンのテーブルの上に、
書類の山があった。
まー君に「これ何?」と聞くと、
「ケン兄ちゃんがすぐ送ってって。」
「何ですってぇ?!」
ケン兄ちゃんは、
一昨日の夜から友達の家に泊まり、
昨日バスに乗ってニューヨークへ向かった。
男友達5人で春休みを使っての卒業旅行。
ああ、もう旅立つんだなと思っていたら、
まだとんでもないお荷物なヤツ!
私達が家に帰ったのは午後10時半頃。
朝は仕事で午後からテニス。
帰りに友達のところへ寄り、
夕食を食べて帰宅した。
そしてそこで発見した、
テーブルに置いてある書類の山。
その重要そうな書類には、
4月1日までの郵便局のスタンプ付きで,
所定の住所まで送るように書いてある。
「4月1日って言ったら、
明日の日曜日じゃんか~!
土曜日の朝に分かっていたら、
近くの郵便局が開いていたのに。
私が金曜日の夜に家に帰った時、
まだ自分は家にいたんだから、
何で私に直接言わないの?」
バスの中にいたケン兄ちゃんと、
激しく言い合いをした。
土曜日の早朝に、
まー君が母に言わなかったからと、
彼のせいにする。
このいつまでも人のせいにする性格が、
母は本当に悲しいんだよね。
電話を切ってから、
ウエブサイトでまだ開いている郵便局を捜し、
11時59分まで開いている場所を確認。
残り時間30分のところを、
母は車をかっ飛ばし、
11時53分に書類を送った。
携帯のテキストで、
書類を送った事を知らせ、
「Independence and responsibility(自立と責任)」
という言葉もケン兄ちゃんへ送った。
いつになったら、
我が家の長男坊は大人になるのだろう。
このままでいくと、
苦労しながらそれを学ぶのだろうなぁ。
これまで守られてきた事すら、
今はまだ感じていないんだろうから。
私がそうだった。
一人で暮らしてみて初めて、
父はよく家族を支えているなと感じた。
父と母に守られていた事を、
ずっと後になって感謝した。
もう朝は誰も起こしてくれない、
忘れ物をしても誰も届けてくれない、
家に帰っても自分で食事を作らなければいけない。
そんな寂しい想いをしながら、
彼はこれから大人になっていく。
いつまでたっても、
子離れできない母は、
それを考えただけでも辛くなる。
・・・きっと、
ケン兄ちゃんは大丈夫!
と心の中で思っているんだけどね。
高校に入ったばかりの時、
反抗期で大変だった。
その頃に行きたいと言っていた大学がある。
昨日その大学から入学許可の書類が届いた。
ケン兄ちゃんにその事をテキストで送ると、
とても喜んでいた。
本当に行きたいところからは、
まだ何の連絡もないが、
とりあえずは、
州外に出て行く事は決定した。
寂しくなるなぁ・・・。
とにかくこれから、
「自立と責任」の大切さを肌で感じながら、
ステキな大人になっていってほしい。
私の大好きな曲。
これをケン兄ちゃんに捧げたい。
ユン・サンヒョン「明日」