北方水滸伝
朝、NHKの「知るを楽しむ」の再放送で、
北方謙三が水滸伝を語る、という内容の番組をやっている。
北方氏は、とにかく熱い。
ギラギラしている。
団塊世代特有の熱さである。
わかりやすくガンダムに例えると、
ランバ・ラルとか、ドズルとか、コンスコンあたりの世代の人である。
新人類世代の自分などは、うざがりながらも憧れてしまう、
あの世代の一種独特のオーラを持っている。
著者近影の写真と、なんとなく顔が違う。
ときどき、眉間にシワをよせて、写真の顔になる。
0.5秒ぐらいしかもたない。
普段から、あんなに苦味ばしった顔をしているわけではないのだ。
よかった。少し安心。
北方水滸伝にたびたび登場する名物料理「川魚肉の饅頭」は、
プロの料理人に試しに作ってもらったけど、
生臭くて食べられなかったそうだ。
やっぱり。
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