MG 1/100 ガンダムMkII

動かすとせっかくの塗装が剥げてしまうし、

立たせて飾っておくのもいいけど、それももったいない、

というのが、マスターグレードシリーズの問題点ですよね。

そこで、動かして塗装が剥げても大丈夫なものは無いものか・・・？

と考えて、思いついたのが、これです。

ティターンズカラーバージョンのキットの、

白部分にだけ色を塗り、エウーゴカラーにしました。

「Zガンダム」の劇中、エゥーゴに鹵獲されたMkIIは、

上から白い塗料をスプレー塗装されていましたが、

けっこう乱暴に短時間で仕上げられていたので、

「これなら、すぐ剥げ落ちるよな」と思いました。

白を塗った後、紙やすりやデザインナイフで、

こすれたりしそうな部分の塗装を削りました。

逆に、紺色や黄色の部分は、丁寧に塗装されているので、

ちょっとやそっとでは剥がれることは無い、

と、塗装の質の違いなんかも表現できます。

デカールは、ティターンズカラーの部分にだけ

貼りました。

急いで色を塗ったわけだから、わざわざ注意書きとか

書き足さないでしょう。

左肩は、はがれた塗装の下から、

０３の番号がのぞいて見えるように、

上から貼ったデカールをナイフで削ってあります。

改造はしていませんが、

全身にデザインナイフやノミで、

筋彫りをしました。

モデルグラフィックスのZガンダム特集号を

参考にしております。

足首のアクチュエーターロッドを除き、

全体につや消しトップコートを吹いて仕上げました。

ものすごく汚れた建機でも、

こういうロッドの部分はすごくきれいです。

あと、関節部は、トップコート後、

鉛筆の芯を粉にしたものをつけた綿棒で

磨いてあります。

鈍く光る金属っぽくなります。

メタルカラー使うと、エアブラシの掃除が面倒臭いときとか、

そこまでメタル感はいらないときなんかに便利です。