4月4日~6日にTOKUさん、くにさん、たぬきさんの連携で行われた、
不妊手術済ですが口内炎がひどくてヨダレだらだらだったという、「ぢっち」もついでに病院へ連れて行ってくれました。
ステロイドと抗生物質を処方され、
投薬のため、我が家で4日間ほどお預かりしました。

「ぢっち」は葛尾村のニャンコです。

役場駐車場にある村のパトロール隊のプレハブ詰所に居着いていた
3匹のうちの1匹です。スリスリゴロゴロでみんなに愛されています。

駐車場のコンクリート工事のため、パトロール隊が少し離れた場所に
一時移転してしまいました。
猫たちも連れていったそうですが、そっちには居着かずに、
3匹ともにもとの駐車場近辺に戻ってきてしまったそうです。
役場周辺には自警団の詰所もあり、そこでご飯をもらっています。
寝床は向かいの空き家や、私たちが公衆トイレに設置した
段ボールハウスに寝ているようです。

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▲2014年10月、改修中の村役場の駐車場にて。


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▲我が家でくつろぐ「ぢっち」。目元が特徴的


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▲家猫生活に少し慣れた?

この「ぢっち」を村へ返すのと給餌のために葛尾村へ。
桜はまだまだでしたが、梅が真っ盛り。

 ちなみに、郡山は満開ちょっと手前。田村市はやっと1~3分咲き、シダレ桜はまだ蕾でした。見ごろは来週半ば以降かな


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▲葛尾村へ搬送中

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▲勝手知ったる葛尾村でさっそくパトロールする「ぢっち」。

「ぢっち」の投薬、そのほかを村の自警団に託しました。
ごはんももらえるので、安心です。
「ぢっち」、また来るからね。

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▲給餌器を置かせてもらっている、石井食堂。
白っぽい三毛が来ているというので、捕獲器をかけてみました(空振り)

この後、警察の詰所に行ってみると、なんとカラッポ。
なんでも拠点が飯舘村に統合されたとのこと。
ここに居着いていた猫ちゃん、どうなるんだろう? 
自警団によると、「村にパトロールには来ているので、猫の餌もあげてくれているよ。フードを置いとけば大丈夫」とのこと。

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▲犬3匹のおうち。母犬の「ケンちゃん」。


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▲ハクとチョコの兄妹(姉弟?)。元気です
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▲S木牧場。最近、猫の姿を見ません

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▲冬の間は休んでいた作業員の方々、4月になってまた増えてきました。
今年度は除染ではなく、田畑を元に戻す作業のようです。客土を入れていました。
来年は農作業や酪農が始まるのだとか。
少しずつ、復興しています。
被災地の復興の様子をこうして間近に見られるのは貴重な機会です。

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▲通称:ヘルメットの家。
桜ではなく、梅です。葛尾村の春はちょっと遅いです。
桜はまだまだつぼみも膨らんでいません。
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▲ヘルメットの家。最近はこの子が出てきます。
1匹だけにしてはフードが毎回なくなっているので、野生動物に食べられているのかな。置き方を工夫しなくちゃ

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▲家老川Yさん宅。相棒の寅吉くんはニャンダーガードのシェルターで療養中。
デブ三毛は健在。ツンデレキジトラくんは一瞬姿を見せただけでした。

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▲マックパパの家。給餌場所の納屋2階。スポンジがこんなことに。
猫の爪とぎ?

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▲猫パラ2。重たい動物が乗ったのか、RVが落ちてました。補修

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▲2匹のメス猫をTNRした、K田さん宅。来春の帰村に向けて補修中。
村では何か所か、家を直しているのを見かけました。
来年の春、どれだけの人が戻るのでしょうか?

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▲ロッキーとサリー。除染作業が終われば納屋から出られる?