すっかり、間が空いてしまいましたが、備忘録なので書き記しておきます。
今回の山形遠征のメインは、肘折温泉で開催される「日本温泉地域学会」の研究発表会に参加するためでした。大学教授やら評論家やら、温泉界の重鎮も多く、ただの温泉好きの私は毎回緊張します。
 
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山間にある肘折温泉。後ろにうっすらと見える雪山は月山。山スキーで有名なエリアです。肘折温泉まで滑ってくるロングツアーコースもありますが、まだ挑戦したことはありません。
 
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▲肘折温泉のある大蔵村は「日本で最も美しい村」連合に加盟しています。
 
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▲宿の部屋から見下ろした朝市の風景
 
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▲「ちょっと乾いた」(?)なめ子
 
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▲温泉宿の渋い看板。つげ義春の漫画に出てきそう。
 
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▲雪が降り出すまで、毎朝行われる名物の「朝市」。この時期は6時ころから8時くらいまで開催。平日でもすごい賑わいです。
 
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▲こんなレトロな建物も。郵便局としては機能してませんが、交流サロンのように使われていました。
 
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▲共同湯「上の湯」です。
 
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▲温泉街の中にある源泉のひとつ
 
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▲こちらは、泊まった宿村井六助のお風呂。もちろん、掛け流しです。このほかに自家源泉を使った貸切風呂もあります。浴感は微妙に違います。
 
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▲湯治プランで泊まりました。旅籠部の朝食と少し違うのですが、十分です。これに商店で買った納豆を+すればバッチリ。湯治コースは1泊2食5982円~(税込)。
 
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▲旅猫、チャッピーくん。那須のペンション「ひみつ基地」の看板猫ちゃんです。
オーナーと一緒に日本中あちこち車中泊しながら旅をします。今回も、会員であるオーナーに付き合わされて、山形温泉旅の道中でしたよ。
 
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▲日本温泉地域学会の研究発表会の様子。一番メインの発表で一番興味深かったのが、京都大学教授の金坂清則さんの講演。イザベラ・バード研究の第一人者です。イザベラ・バードは今から130年以上も前、外国人に移動が認められていたのは東京、大阪、横浜、神戸、長崎、新潟の7都市から40キロ半径に限られていたそうです。そんな時代、特別なパーミッションを取得して、日本の奥地を旅したイギリス人女性です。金坂さんが訳したイザベラ・バードの本、注文したけどまだ読む時間が取れません。
 
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▲日本温泉地域学会の終了後も、肘折温泉に連泊しました。
みなさんが帰ったあと、石抱温泉に行ってみました。この時期は湯温が低くて、前日の見学ツアーでもみんな入らなかったそうですが、同行の温泉ライター、西村りえさんが「どうしても入る!」と強い熱意を持って臨んだので、お付き合いで頑張りました。
ケンイチが言うほど汚くなかったのは、地域学会の見学があるということで慌てて掃除したためと思われます。
 
つづく。