台風18号直撃の10月6日(月)、葛尾村へ給餌に行ってきました。
 今回は一人での活動です。
 
 葛尾村、前回の給餌からもう2週間経ったので、気になっていました。
 もう、台風でもなんでもこの日しかなく、同行者もいないけれど、まあ大丈夫でしょう。
 
 
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▲田村市都路地区の食堂に残されている「コータロー」。飼い主さんは1週間に1度しか戻ってこないけれど、Mさんという地域の方が毎日面倒みてくれています。私もここを通るときは寄って行きますが、一人ぽっちでさみしかったせいか、人慣れがイマイチ。
 
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▲葛尾村の中心部。この先のT字路に自警団の詰所があり、そこで村を行き来する車のナンバーをチェックしています。
毎回、そこでご挨拶をしてから村を回ります。台風だというのに、4名もの方がいらっしゃいました。向こうも、「台風なのに来たんかい」とびっくりしていました。
 
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夏湯川が氾濫? すごい濁流です。このころから雨足がかなり強くなってきました。
 
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道も水没? マズイ? 今日は除染作業もお休みでしたが、何台か見回りの車が走っていました。
 
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 そんな中でも、家老川沿いのポイントで待っていた茶トラくん。雨の中、佇んでいました。ここもフードはからっぽ。ほかの子は出てきませんでした。
 
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S木牧場。空っぽ
 
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I井食堂前。ここも空っぽ。カラスに食べられないよう、入口にタオルをたらします。
 
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ワンコ4匹の家。若犬たちが待ちきれない様子で車に寄ってきました。
ここの子たちは放し飼いで自由にさせてもらってます。
私が車を止めてみんなに缶詰フードをあげていたら、除染作業の方の車が止まりました。秋田から来ている30代くらいの方で、いつもここのワンたちにオヤツをあげてくれているそうです。
 
 
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葛尾村役場。帰還に向けてでしょうか、改修工事が始まってました
 
 
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ウルトラ警備隊。今回は千葉県警。ここでも寄り付きニャンたちにごはんをあげてくれています。段ボールハウスが新調されてました。
 
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警備隊前のモニタリングポスト。放射線量は0.331μシーベルト/時。低くはないですね
 
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除染作業者、1686名。村の人口より多いのです。
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帰路、ビックパレットふくしま横にある仮設住宅へ。
 
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被災者Sさんの猫が行方不明とのことで、一緒にビラ配り。他の仮設にちゃっかり住み着いちゃっていることも考えられるので、一軒一軒、ポスティングしました。
 
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仮設の住民も震災から3年7ケ月経つと、転居する人も多くなります。
 
 
 台風18号は、思ったほどたいしたことはなく、お昼過ぎには雨足が弱まり、午後2時すぎには去ってしまったようです。無事でよかった。