備忘録。
被災地に給餌へ行ってきました。人間が住まなくなって3年あまり、区域再編されて「避難指示解除準備区域」になったあたりでは、除染活動があちこちで行われています。
今回はペットシッターのMちゃんと2人でN町とF町へ。
▲請戸川の河川敷には大規模な除染物質仮置き場が
▲高い場所に給餌。地面に置くとイノシシにやられます
▲このお宅は東電の掃除が入ったようです。被災地の住民は希望すれば家の片づけを依頼できます。東電の社員がじきじきにやってきて無償で掃除してくれます。下請けではないようです。でも、この膨大なゴミはいったいどこに持っていくのでしょうか。
▲雑草が生い茂ってすごいことに。気にせずずんずん進むMちゃん。頼もしすぎます。
▲このお宅もイノシシ被害がひどかったので、高い位置に給餌器を置いたらフードの減り方もほどほどになりました。
▲雑草をかき分け進みます
▲なぜか頭のないカラスの死骸…
▲ここもイノシシ被害がひどく頭を悩ませているポイント。今回はこうしてみました。RVボックスの給餌器です
▲左は4リットルのペットボトル。オオバコの葉が巨大化していますが、去年よりはサイズが小さい?
▲カメラマンO氏考案の餌台。もっとたくさん造ってください
▲これは、タヌキ? 猫ではなさそう
▲津波被害のひどい請戸地区の慰霊碑にもお参り。津波からはなんとか生還できても、原発事故でみんな避難し、1ケ月以上も捜索も入らなかったため、餓死などで亡くなってしまった犠牲者もいます。原発事故がなければ、他の津波被災地同様、助かった命もあったはずなのに。
▲津波の瓦礫の山。行き交うのは作業の大型トラックばかり。
▲一方、こちらの町は…
▲あれれ? 明るい未来って、これのことですか? どうみても「死の町」。ここでは除染もまったく行われていません。震災当時のまま朽ち果てていくのでしょうか
▲車も雑草に埋もれていきます
▲震災直後から国道6号線に放置されたままのバイク。習志野ナンバーのボルティです。ヘルメットもホルダーに付いていて、ガードレールとチェーンロックで繫がっていました。震災時にここに置いてバスか車で避難したのでしょうか。
▲津島地区の家。一時帰宅するたびに貼り紙が増えていきます。
▲これは最初からあったものですが、新バージョンになってました。
▲帰り道、川俣町山木屋地区。フレコンバックが5段重ね。これからどんどん増えてゆくのでしょうね。