GW最終日、葛尾村へ給餌に行きました。
前回、4月13日は東京のMさんと一緒に行きましたが、今回は最近千葉から郡山市に移住したFさん、喜多方市のHさん(9年前に関東から移住)、埼玉のHさんと全部で4名。
埼玉のHさんは以前に楢葉町へ一緒に給餌に行ったことがあり、もっと被災地で活動したいと久しぶりに連絡をくれました。
あとの2名は給餌初参加ですが、喜多方のHさんは震災直後から個人的に被災犬猫を大熊町の方から預かったりしてくれているし、郡山のFさんも山梨で放棄された狩猟犬を引き取っていたり福島県内の動物保護シェルターでボランティアをしたりするうちに、もっと活動したいとわざわざ千葉県から郡山に転勤願いを出して引っ越しまでしてくれたのです。
こうした活動に関心持ってくれるのは、私を含め、移住組や関東在住の方が多く、生粋の福島県民の参加は少ないのが残念です。
両名とも、4月20日、西会津国際旅行村の「海外ツーリングフェスタ」のオープン日にお会いしました。まったく別な分野のイベントで、福島の動物レスキューに関心を持ってくれている方と出会えるとはうれしいです。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20191128/12/pocoyuko/48/3d/j/o0400026714651786428.jpg?caw=800)
▲Fさん。犬4匹が留守を守っている家で。飼い主さんは3日に1度は帰宅しフードを与えているので、ドライフードはたいてい置いてあります。我々はウエットフードやオヤツを与えています。
若い3匹は家の周囲に居て車が止まると寄ってきます。みんな人懐こいのですが、茶の犬はここの家の飼い犬ではなく、どこからかやってきて居ついた子です。シェルターによっては保護した犬をケージに入れっぱなしで、散歩のときしか外に出られないところもあるそうですが、そんなところに入れられるくらいなら、こうして勝手知ったる自分の家で自由にさせてもらったほうが幸せですよね。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20191128/12/pocoyuko/65/2f/j/o0267040014651786433.jpg?caw=800)
▲老犬は3匹とは離れた納屋に居ます。この冬も無事に越えられてよかった
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20191128/12/pocoyuko/f7/1b/j/o0400026714651786436.jpg?caw=800)
▲前回もセットしてTOKUさんがチェックしたら、ハクビシンやキツネのほかに、茶トラと三毛らしき猫が映っていましたが、位置が下すぎたため猫の判別できず。今回、もう1度カメラをセットします。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20191128/12/pocoyuko/69/dc/j/o0267040014651786440.jpg?caw=800)
▲カメラをセットした納屋の反対側にある母屋の縁の下から出てきた三毛。これがカメラに映っていた猫と思われます。このほかにキジトラもいました。少なくとも猫が3匹食べに来ていることがわかりました。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20191128/12/pocoyuko/b5/e3/j/o0267040014651786445.jpg?caw=800)
▲家老川のYさん宅に居ついている茶トラさんはお見送りしてくれます。「また来てニャン」と言っているようです。後ろには、別の茶トラさん。シャイな性格?
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20191128/12/pocoyuko/2d/d2/j/o0267040014651786451.jpg?caw=800)
▲この子も人間が去ってから出てきました
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20191128/12/pocoyuko/0a/1c/j/o0267040014651786455.jpg?caw=800)
▲シャイなほうの茶トラさん。よく太っています。このほか、4月13日には黒白猫もいましたので、このポイントには最低4匹はいます。
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20191128/12/pocoyuko/c2/2c/j/o0400026714651786462.jpg?caw=800)
▲除染のため削られた斜面。大雨が降ったら崩れそうです。
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20191128/12/pocoyuko/47/a8/j/o0400026714651786466.jpg?caw=800)
▲除染後の民家。表面の土を剥ぎ、新しい土や砂利を敷きます。こうして不自然に整備された場所が目立ちます。
![イメージ 10](https://stat.ameba.jp/user_images/20191128/12/pocoyuko/6d/7d/j/o0267040014651786473.jpg?caw=800)
▲犬のマリくんの飼い主さんの家。82歳になるおばあちゃんが、「避難指示が解除になったら一人でもこの家に戻る」と言っていました。そのときに見られるようにと、枝垂れ桜とアジサイを植えていました。木の柵で守っているのは、「除染作業の人に抜かれないように」。静岡に里子に出した犬のマリくんも、「私が家に戻ったら、ここに連れ帰る」。おばあちゃんが家に戻って桜を見られるのは何年先のことになるのでしょうか。
![イメージ 11](https://stat.ameba.jp/user_images/20191128/12/pocoyuko/2b/f0/p/o0256030514651786477.png?caw=800)
▲Mさん。家に残したラブちゃんに会いに毎日戻ってきています。猫も3匹ほど居ついているので、フードを支援します。
同居していた息子さん夫婦は千葉に避難してしまい、「孫が一番かわいい時期に離れ離れに暮らさなくちゃならないのが悔しい」と言っています。
![イメージ 12](https://stat.ameba.jp/user_images/20191128/12/pocoyuko/2f/8c/j/o0400026714651786481.jpg?caw=800)
▲Nさん宅で一人留守を守る「トラくん」。さみしそうです。
![イメージ 13](https://stat.ameba.jp/user_images/20191128/12/pocoyuko/3b/e5/j/o0400026714651786485.jpg?caw=800)
▲ロッキー&サリー。ここも飼い主さんが頻繁に戻っているので心配はないですが、ウエットやオヤツをあげます。2匹はおじいさんと孫という関係ですが、祖父のロッキーに遠慮してサリーが食べられません。右の納屋には双葉町の被災犬・チャッピーがいましたが、昨年11月、永眠。
チャッピーのことはこちらの記事で。http://blogs.yahoo.co.jp/pocoyuko2006/55886690.html
![イメージ 14](https://stat.ameba.jp/user_images/20191128/12/pocoyuko/31/08/j/o0400026714651786490.jpg?caw=800)
▲5月6日時点で、まだ満開の枝垂れ桜が。
![イメージ 15](https://stat.ameba.jp/user_images/20191128/12/pocoyuko/1b/af/j/o0400026714651786495.jpg?caw=800)
▲葛尾村は除染作業の真っ最中。今年いっぱいは続く様子。人によっては2年はかかると言っています。
![イメージ 16](https://stat.ameba.jp/user_images/20191128/12/pocoyuko/67/f2/j/o0400026714651786501.jpg?caw=800)
▲昨年11月は汚染作業員が2000名ほど入ってたので、かなり少なくなった? GWだからかな
![イメージ 17](https://stat.ameba.jp/user_images/20191128/12/pocoyuko/0d/79/j/o0400026714651786505.jpg?caw=800)
▲ここにも猫が居ついていて、フードをあげてくれています。段ボールの「ネコの家」もありました。
簡単ですが、備忘録なのでこのへんで。
参加されたみなさん、お疲れ様でした。
4月13日の給餌活動の記事はこちら→http://blogs.yahoo.co.jp/pocoyuko2006/56147249.html
なお、今回の給餌に使ったフードは、
「福島被災動物レスキューRAIF(ライフ)」さんからと、東京のMさんからの支援金で購入させていただいた分を使いました。ありがとうございました。