今朝の「福島民友」に掲載されていました。
 
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  警戒区域に指定されている、富岡町。
 
 見捨てられた町の牧場で1年半もの間、閉じ込められ奇跡的に生き延びていた老犬がいます。
 警戒区域に残された動物を世話するために、震災後もずっと避難せずに富岡町の自宅に踏みとどまる松村直登さんが8月に発見した老犬です。
 閉じ込められた牛舎の中で餓死した牛の死肉を食べて生きながらえていたそうですが、発見されたときは痩せこけて皮膚病で瀕死の状態。松村さんが圏外の動物病院に連れていき、なんとか一命を取り留め回復に向かっているそうです。牧場主は知っていたのか? そうだとしたらあまりにひどい仕打ちです。
 老犬保護のことが詳しく書かれたブログです。
 
 松村さんとは2、3月に富岡町でお会いしていますが、ずっと日本のマスコミには登場しなかったし、ブログなどにも書いてくれるな、とのことでしたが、最近は新聞にも顔写真入りで報道もされるようになりました。
 松村さんは警戒区域の牛の殺処分に反対し、今では100頭の牛やダチョウ、犬猫の面倒を見ています。
 松村直登で検索するといろいろ出てきますので、みなさん応援してください。
 
 ※取材された方より連絡ありました。
この犬は牧場の飼い犬ではないとのことです。保護のときに一緒だった方のブログでは、「放浪してここにたどり着いたわけではない」と書かれていたので。閉じ込められたままというわけじゃなかったんですね。よかった。