ぽこです。
2月後半の保護活動記録の続きです。
週に1回ペースで行っている、浪江の高線量地区の給餌保護活動です。
通行許可証がないと入れないので、「ジャパンキャットネットワーク」の代表スーザンと一緒に入っています。
●2月24日(金)
浪江町赤宇木・南津島地区へ給餌&保護
メンバーはアメリカ人のスーザン、イギリス人のスチュアート先生、まるこちゃんと私。この日は私がスーザンとスチュアート先生を猪苗代に迎えに行き、まるこちゃんが先行して山木屋地区の給餌をし、途中で合流してから津島の検問内へ行き、その後住民のKさんの家で集まってミーティング、という過密なスケジュールでした。
▲まずは
猪苗代町にあるJCN(ジャパンキャットネットワーク)のシェルターへ。ドッグランのあるホテル&カフェの一部を借りてシェルターにしています。
この日は週末に東京で行われる里親会へ行くための準備と、スタッフも一人いなくなってしまうため、代表のスーザンも獣医のスチュアート先生も私も総出で犬の散歩&猫の世話です。犬は10頭ちょっと、猫は40匹弱いますが、本当に少ない人数で世話しています。この日は常駐のボランティアさんが運転手で東京に行ってしまうため、津島に給餌に行っている間、シェルターは無人になってしまいました。ドッグカフェのオーナーや地元の方が夕方の犬散歩をやってくれましたが、もっと定期的にボランティアさんが来てくれると助かりますよね。
▲猪苗代のシェルターの猫たち。人慣れしているコが多くて楽しいです
▲私のHOBIOはペットレスキュー活動に大活躍です。4WD+スタッドレス+チェーン装備。荷持もたっぷり積めます。ハイルーフでバーも付いてますので、ご覧の状態でもスキー板4セット入って3名乗車しています。蛍光灯も付いていて車中泊にもバッチリなのですが、最近はペットレスキュー専用で、常にペットフードや保護活動用具が積まれています。
▲津島地区へ向かう途中、川俣町山木地区(住民は全員避難)でもあちこちで給餌しながら進みます。ここは山木屋の中心部。
▲津島の検問の中。不動明王の足元に三毛ちゃん。この日は久しぶりに暖かかったので、いつもより猫がでてきました。
▲赤宇木地区の山奥の一軒家に残されている「ちびた」。元気でしたが、この日、ちびたのところにお友達も来ていました!
▲3頭いました! 1頭はこの手前の家の犬だとのことですが…。
▲津島の検問手前に一人で避難せずに残っているKさんの家。飼い犬のマリが産んだ仔犬5匹。まだ1ヶ月くらいなのに、ごらんのようにいい体格です。
▲Kさんの家でミーティング。動物好きな津島の住民・Aさんも参加。さらに途中から個人で動物ボランティアをしているフランも飯舘村でのペットレスキューの帰りに寄ってくれたので、日本人4名、外国人3名が一緒に鍋を囲むことになりました。フランは千葉から毎週のように福島に通っていて、ときには歩いて20㎞圏内へ給餌しにいくというツワモノです。スーザンも彦根に住む御主人と離れてずっと猪苗代で活動しているし、、スチュアート先生もイギリスからわざわざ来てくれています。外国の方々が福島の動物のためにこんなに頑張ってくれていて、本当にありがたいことです。もっと福島県民の方も活動してほしいものですが、なかなか難しいのでしょうか。自分の県のことなんですけどね。
家族と離れて一人、避難しないでこの家に残っているKさんは
「俺はね、放射能がどう影響するのか自分の体で実験するの。みんなに証明できるでしょ? 大学の先生は大丈夫だって言っているし。キノコだって山菜だって食べてるよ」とのこと。
ちなみに、この家の中は1.6μシーベルト、庭で3くらい。この先、本当にどうなるのか見届けたいと思います。
この日は猫1匹保護。猪苗代のJCN(ジャパンキャットネットワーク)シェルターへ
また、給餌用フード支援もおねがいします。
猫用ドライフードの2~3㎏袋が使いやすくて便利です。
①NPO団体「JCN(ジャパン・キャットネットワーク)」、
〒969-3141
福島県 耶麻郡 猪苗代町 大字磐里 字上野 2706-1
090-8534-2646(スーザン)
②まるこさん宛て
まるこちゃんは郡山在住の個人ボランティアさんですが、震災後はずっと被災動物のために尽力しています。2011年のはじめに東京から郡山に戻ってきて車の免許を取った直後に大震災に遭いました。まるでこの活動をするために福島に呼び寄せられたのでは? と思えるほどです。まるちゃんのことは別な機会に紹介させてもらいます。
まるちゃんへの支援も募集します
☆ ゆうちょ銀行
記号 18270 番号 8384091
被災わんにゃんレスキューチーム まるこ組@福島
☆ 他金融機関からは
店名 八二八
店番 828 普通預金 0838409
☆ 物資送付先 (ヤマト運輸さん)
015-110
郡山 山根センター止
チーム まるこ組
024-921-7202
●まるちゃんのブログ→http://ameblo.jp/maruko311
③私宛て(住所などを知っている方はヨロシクどうぞ。そうでない方はゲストブックに書き込みください)。取りに行く手間が省けます
また、JCNでは郡山の市街中心部の一軒家を猫の保護シェルターとして利用を開始させたいのですが、ボランティア不足で実現できていません。 猫の世話をしてくれるボランティアさん、大、大募集中! 郡山駅から徒歩30分弱、駅からバスもあり、コンビニも徒歩30秒という便利な場所です。猪苗代シェルターでのボランティアも同時に募集しています。代表のスーザンほか外国人が多いので、英会話の勉強にもなりますよ! 食べ物も無料、無料で宿泊もできます