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am10:40発。深いブナの森を登ります。けっこう急斜面で木も密です
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pm12:10、1時間30分歩いたところで雪もひどくなってきたこともあり、引き返す。とりあえず昼食を食べるためにツエルトを張ります
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ツエルトの中。お湯を沸かしてカップラーメンを食べます。おにぎりも2個ずつ。酒を忘れた
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雪の中にしゃがみこんで、けんちゃんは一体何をしているのでしょう?
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重い湿雪と密な樹林で滑りはイマイチ。厳冬期のはずなのに春スキーみたい
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最後(最初)は少し広い植林地帯の中を滑ります


 昨日は我が村にある二岐(ふたまた)山に登ってきました。
 無雪期には登ったことがありますが、冬は初めて。我が家では私が山スキー、ダンナのけんちゃんがテレマークスキーという組み合わせで雪山に登っています。冬はスキーで登れる山にしか行きません。
 二岐山は樹林帯ばかりでスキーにいい斜面がない、ということで行かなかったのですが、インターネットでけんちゃんが二岐山のスキーツアーの記事を見つけたのです。そこそこ滑れるのかもしれません。近いし、じゃあ行ってみるか、ということになったのでした。

 近いのでゆっくり9時過ぎに出発。
 登山口を探しながらも登山開始は10:40。夏は二岐温泉の先を進んだ林道途中が登山口ですが、冬は
「ブナ山荘」の前から登ります。駐車場もここにあります。ちなみにこの「ブナ山荘」、以前はペンションだったのを二岐温泉の有名旅館『大丸あすなろ荘』が買い取って別館にしたようです。同じ温泉地でも格差社会が存在するんですね。

 深い樹林帯の中、けっこう急な斜面を登ります。平日だしマイナーな山なのでトレースもなし。安達太良山とはまったく違います。
「こんなところを滑るのいやだなあ」と思いながら1時間30分ほど登ったところで、雪がひどくなってきたので、これ以上進むのを断念し昼食を食べて戻ることにしました。どっちにしても急斜面のためピークへは行けないし、ずっと同じような樹林帯だったらもういいか、という意識が働きました。
  
 下りは思ったよりは滑りやすかったものの、今日は気温が高くて雪が重く、足が疲れます。ウエアもびっしょり濡れてしまいました。厳冬期だというのにまるで春スキーのようです。暖冬のせいで我が村の羽鳥湖も凍らず、氷上ワカサギ釣りができません。まったくこの冬はどうしたんでしょうね。

 それにしても、二岐山、上のほうには行かなかったけど、ずっと深い樹林帯なのでスキーにはあまり向いていないんじゃないかな、という印象です。スキーツアーを記事にしていたのは千葉の人でしたが、わざわざ遠くから二岐山へ来るなんてご苦労なことです。マイナーな山が好きなのでしょうか?

 スキーのあとは二岐温泉に入って早々と戻ってきました。二岐山、積雪期にまた行くかどうかは微妙。

【入山日:2007年1月27日 天気:曇りのち雪】