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 私は仕事の関係で夏に関西に行く機会が多いのですが、今回は絶対に訪れたいところがありました。
 それは、高野山の麓、和歌山県九度山町にある「慈尊院」
 この寺から歩いて高野山へ登る道が続いていて、20km以上もの道のりを歩く人もいるそうです。
 この寺で飼われていたのが、ゴン。リュックを背負った人を見ると高野山まで一緒に歩いてくれたそうで、「高野山案内犬」として有名だったそうです。
 そのゴンは2002年6月5日に27歳(私が知っている限り犬の最長寿)で大往生したのですが、境内に碑が造られ、祀られています。生きているうちに会いたかったなあ。2001年にも高野山におまいりしているのに、ゴンのことを知らなかったのが悔やまれます。


 で、今回はそのゴンの碑を見に行ってきたのですが、なんと2代目もいました。寺の裏口に堂々と寝そべっていましたので、うれしくなっちゃいました。ここの寺の人は犬好きなんですね。
 
「2代目ゴンが来たのが2000年6月5日で、初代ゴンは2年後の同じ日に死んだんです。なにかそういう因縁なんでしょう」
 と小僧さんが言っていました。

 2代目ゴンちゃんはゴールデンレトリバーの雑種で6歳になる男の子です。おとなしくて男の子だというのに耳に水色のリボンを付けてもらってました。残念ながら高野山に案内してくれることはないそうです。初代ゴンのように放し飼いができないからでしょうね。なんだかさみしいことです。

慈尊院にある初代ゴンの碑
裏口で参拝客を迎える2代目ゴン
ゴンのペット用お守り500円