明治神宮を歩くと | 粗土ログ

明治神宮を歩くと

職場の近くということもあり、僕は明治神宮の森を歩くことがよくある。

朝の通勤前や昼食後、夕方の神宮が閉る前など時間はさまざま。

近頃は外国からの観光客がとても目立つ。



諸外国でも、街中に森のような公園があったりする。

しかし、ここ明治神宮は別格だ。

ただの自然公園とは違う雰囲気を、外国人観光客も感じるようだ。



静謐で、清らかな気が満ちていると誰もが感じるのだろう。

人工的に創られた森であるけれど、だからこそなのかもしれないが霊と自然がほどよく調和されているといったらよいだろうか。

春夏秋冬いつでも、とても人にやさしい。



実際の森は、殺伐とした厳しさに満ちた気が多少なりとも漂っている。

例えば日本であれば熊や猪などの獣もいて、生死にかかわる日常も孕んでいるのが自然というもの。

だからひとえに「森」といっても、そこは「街」と似通った厳しい掟が存在していて安心できる場所とは言い切れないのだ。



ここ明治神宮は当然ながら参拝者がいて、観光客、武道場の稽古者や僕のようにただ散歩する人など、様々な人が歩いている。

安心した顔つきで歩いている。

そんなことを今日も散歩しながら思いながら、僕も安心した気持ちになっている。





(sodo)






    
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