あっという間に1ヶ月経ちました。

怖くなって、涙を流す日もあったけど、周りのみんながよくしてくれて、身体はとっても元気な1ヶ月でした。



東京に病理検査を聞きにいく日。

色々あって娘を北海道に置いて、有給を取ってくれた主人と2人で病院へ。



ドアを開けると先生が、そんなに悪い顔はしてない、というのが私の最初の印象。

あ、なんか、良かった?のかも。




病理検査は、最大浸潤2cm以下、リンパ節転移1個、ki-67は50〜60%。ルミナルbなので抗がん剤。ステージは2a。





抗がん剤は覚悟してたから、思ってたより、良かった。触った感じ大きく見積もって5cmくらいかなって思ってたから。ほっとしたのも束の間。


先生から、






病理検査は私が思っていたより良かったです。ただ、グレードがなぁ。全部一番悪い。グレードIIIです。と。






その言葉と言い方が重くて暗くて、ずっと心に残ってます。今も。





そういえば、退院前に看護師さんに聞いたんです。

どんな人が再発しやすいんですか?って。


看護師さんは、

私の体感だけど、大きさとかリンパ節転移数はあんまり関係ない感じがします。何が大事かって言ったら、







薬が効くか効かないか。










今になって、その通りだなって思います。



薬が効くか効かないか。




ほんと、その通りだって。









北海道に帰ると、空港で待っていてくれたお義母さんと娘。

私たちに気付かず、俯いて寂しそうにベンチに座っている娘。


娘のあの表情を私は一生忘れない。初めてお父さんもお母さんもいなかった2日間。いつも気丈に振る舞うタイプの娘なので安心してたところがありました。本当にダメな母親です。



この2日間どんなに心細かったことか。こんな小さな子にあんな顔をさせて。もう絶対さみしい思いはさせたくない。させない。



私たちに気付いた娘は少し照れくさそうに、だけど心からホッとした笑顔で抱きついてきてくれました。



私は色んな感情で、涙が止まりませんでした。