先日はるばるナポリから僕のお店にやってきたピッツァ窯さん。
あたりまえですが、窯だけではピッツァを焼けないので、今日は朝から板金職人の宮村さんが煙突とフィルターの工事をしてくれました。
先日現地調査に来てもらっていたので寸法もばっちり。
それにしてもいい仕事っぷり。
先が曲がったハサミを使って、無駄のない動きで金属を切っていきます。
ただ眺めていても楽しめる宮村さんのお仕事です。
午前中に煙突工事は終了し、午後には電気屋さんと水道屋さんがフィルタに接続完了。
スケジュールは順調に進み、3時前には窯への初の火入れとなりました。
今日から2週間、薪の太さや本数、時間を調節しながらピッツァ窯さんを育てていきます。
窯は女の子やから。最初は優しく。優しくね。うちのナポリ娘をよろしく。
と、角畑さん（窯輸入会社ギルドの社長さん）に教えてもらった様に、どんどん焚かずゆっくり暖めます。
フィルターと煙突の作動確認と無事の火入れを見届けて、職人たちは次の現場に向かって出発していきました。
お弟子さんも師匠に追いつけるように良いものいっぱい盗んでくださいね。
今日の火入れは3時間。
窯の前はやっぱり暑い。半年ぶりの感覚だなぁ。