カピパラです。

私の長女は美大を出て、就職せずに普通の会社員となるべく、専門学校に通っています。

簿記とか、エクセルとかそんなビジネススキルを身につけるためです。

美大にいる間にやっておけばよいのに、そのへんのところが発達障害です。

後手、後手になります。

 

リブログは長女の初恋についてです。


長女は大変な美人で、長澤まさみに似ています。私と瓜二つ。そっくりです。

 

高1の時に初恋の神楽君というのがいて、ずっと片思いでした。

神楽君も美術系の人でカナビに行きました。

彼も発達障害でした。

 

長女は大学時代にクラスメートが4人ばかり集まって、小さな雑貨屋の2階を貸してもらって、時々、油彩の個展をやっていました。

いつも神楽君に案内を送っていたのですが、来てくれませんでした。

それどころか音沙汰がありません。

 

ところが、長女が4年の時の個展に来てくれたそうです。

そして、突然「あなたのことがずっと好きでした。」みたいな告白をしたそうです。

 

神楽君はうちに来て長女と結婚したいと言いました。

私は、長女はまだ社会を経験していないし、早いと思いました。

 

二人の相性も良いかどうかわかったもんじゃないです。

私は二人に、少なくとも1週間くらい一緒に暮らしてみてから決めたらどうかと提案しました。

その方が、何かあった時に戸籍に傷がつかないからです。

 

その後、長女が1週間ほど忽然と消えました。

帰って来た時、冬だったのでマフラーをしていました。

マフラーをとったら首筋じゅうに蛭が吸い付いたかのような赤いキスマークだらけでした。

 

うちは風呂場と洗面所と洗濯機を置く場所が一緒になっていて、私が洗面所に行くと長女が素っ裸になっていました。

長女は私に裸を見られるのを常日頃から気にしません。

 

いつもの景色かと思っていたら、長女は体じゅうキスマークをつけていました。

まるで、耳なし芳一が般若心経を一部の隙間なく書かれたみたいに。

 

 

私は何も聞きませんでした。

1週間の間にこれだけのキスマークを付けたのでしょう。

凄い。

 

その後、神楽君との進展も聞いていません。

気になるけど、何も聞かないことにしています。