カピパラです。
夢の話です。
私はももクロの百田夏菜子の推しです。
彼女が14歳の頃からずっと応援しています。
だから17年くらいになります。
彼女の頑張りを見ていると、私も頑張れるのです。
私はどこか超田舎のクマが出没しそうな運動公園でライブに参戦しました。
私以外にモノノフは一人もいません。
というか、幽界みたいに人っ子一人いません。
屋台村ももぬけの殻です。
近くに渓流があり、見ればイルカのような形だけど鱗のある魚が群れて遡上していました。
魚はピンクや、黄色や、白や、青や、黒色でした。
まったくおかしな光景でした。
渓流の河岸には温泉が湯気を上げていました。
芝のトラックがあり、動物の群れが遠くから出走しました。
音でわかります。
私はコーナーのところで、その群れがやって来るのを待ちました。
何百頭といたでしょうか。
それらは、絶滅したニホンオオカミでした。
その動物たちはコーナーで、一斉に艦砲射撃でもするかのように私を見ました。
私はいっぺんにたくさんの動物たちににらまれたものですから、オッと、やばっと思って、後ろに引いてしまいました。
そのあとです。
百田夏菜子が現れたのは。
私と夏菜子は無人の屋台で買い物をしました。
何を買ったかはさっぱり覚えていません。
私は、夏菜子に私たちは結婚しましょうと言いました。
おかしな話です。
私には妻子がいるし、夏菜子にも夫がいます。
ですが、夏菜子は「いいわ」と言いました。
私は夏菜子を強く抱きしめ、キスしました。
すると、キスをしている相手は次女の咲くに入れ替わっていました。
私が、咲く、咲くと言うと、夏菜子は既に10mくらい向こうにいて、「私は咲くじゃないわよ」
と言って消え去りました。
さて、此処にいるのは実の娘の咲くです。
百田夏菜子よりはるかに美しいのです。
実の娘だから、恋愛の対象にはなりません。
この前、一緒にそばを食べました。
その時もなんだかどぎまぎしました。
この子は、よく考えたら、私のもう一人のコピーなのです。
しかも親をはるかに超えた。
この子は源氏物語で光源氏が理想とする女性に育て上げた紫の上みたいに私の趣味をすべて継承しました。
文学や、芸術、音楽の素養、理系的な思考、歴史を尊び、時流に流されないなどです。
この子は、親よりもこだわりが強くなり、今や「メールを打つ」などという言葉は禁句です。
この子とのやり取りは、万年筆で手紙を書かなければならないのです。
口癖は、「便利にならんでもいいやん。」です。
京大理学部で、ノーベル物理学賞を目指しています。
便利さを拒んだこの女がどんな手法で、物理学に挑むのか見ものです。
しかも、同時にノーベル文学賞を狙っています。
言うだけは誰でも言えます。しかし、嘘でもここまで言えるとは立派です。
完璧です。私の理想以上に育ちました。
だから、私が夏菜子とキスしたとき、ひとつの私の理想の心象の具現化として現れてくれたのでしょう。