カピパラです。
私は、元は大手企業で60歳定年退職まで働いていました。
研究開発の仕事をしていましたが、50歳の頃、製造部に回されました。
これが面白くなかった。
設計開発の仕事がしたかった。
60歳の定年退職を機に転職を考えました。
ある大手企業で時給3200円で設計補助の仕事を募集していました。
給料は元居た会社の再雇用の倍になります。
日本有数の、歴史ある大手企業です。
面接では設計補助だけでなく、積極的に意見を出してほしいと言われました。
期待して入ったところ、びっくりするくらいCADなどのツールも仕事のやり方も旧弊な会社でした。
バレるとヤバいので、深いことはあまり書きません。
「私はすぐやる。早くやる。できるまでやる」をモットーとする男です。
今まで培った技術をいろんなポケットにしまい込んで、アレンジして即座に数案出すことができます。
ここの若手などはびっくり仰天しています。
ここの若手は、そういうことを考えたこともない。
ここの若手は、ずっと物事を考えに考え続けたこともない。
ここの課長は意見を出してほしいと言ったのに、無視します。
ここの執行役員は、口だけで勝負してきた。
面構えを見ただけで馬鹿さ加減がわかる。
課長は何でも否定から始まります。
私の経験したことで実績のあることですら、何か悪い材料はないか、その方面から探し始めます。
結局は50年~60年前の技術にしがみついて仕事をしています。
ちょっとお客の仕様の要望があれば、カバーの大きさとかを変える程度のマイナーチェンジを繰り返してやって来たようです。
このままでは中国とかにコピーされたら滅ぶでしょう。
この会社の体質は、トップから若手までに蔓延しています。
ここの若手に振動の問題があるから何とかしてほしい。とたのまれました。
目上の者に頼む言い方ではなかったです。
非常に感じの悪い言い方でした。
それでも私は、動吸振器をつける方法を提案しました。
主振動系に対し、副振動系をつけて違う振動を発生して振動の共振点を避ける手法です。
質量m
ばね定数k
ダンパーc
の運動方程式をたて、行列形式で連立方程式を立て、副振動系の質量を主振動系に対し何割にしたらいいかを説明しました。
課長、および若手は数学がさっぱりわかりません。
理系は出身校=実力的なものがあります。
本流の部門は超エリートですが、末端はそうではないです。
基本的に、彼らは学歴も悪いです。2流、3流大学出身者です。
よくて広島大学か、同志社です。龍谷大?なんじゃそりゃ?
資料をその若手に渡しておいたのですが、自分が主担当感がなくて失くす始末です。
その若手は設計能力が全然ないので、見るに見かねて私が設計をやりました。
モノが出来上がって、実験は若手に頼みました。
振動が全然おさまらないと苦情を言ってきました。
「カピパラさん。前の会社は〇〇社でしたっけ?ほんとにやったことあるのですか?」と言っていました。「よくそんな○○社でしたっけ?」という失礼な言い方ができるなあと思いました。
このカスは本当にモノの言い方を知りません。
こういう動吸振器はmの値とかkの値とか調整しないといけないし、つける位置も変えないといけないと何度も言ってあります。
とことん、あほなやつです。
この若手、労働組合に熱中しているらしい。
どこかのアホな県立大出らしい。
私の経験では今日の労働組合に熱中するやつは、自分の保身か、出世のことしか考えていないカスです。
組合活動でしか自己実現できないアホです。
この若手、今までにも私にいろいろなことを依頼しておいて、課長が反対したらはしごを外してきました。
私はよくここの会社のメンタリティーに激怒しました。
ここの課長もカピパラはこの会社に何を求めて入って来たのかとよく派遣会社に苦情を言ったものです。
これからの派遣の流儀としては、はりきったらダメみたいです。
私は言われたことしかしない。
何か提案しない方が波風は立たない。
あほらし。
バリバリ正社員の技術屋として、やっていた30代のころの私。
