しばらく間が空きました。
放射線治療開始までとくにすることもなく、もはや自分が乳がん患者であることも忘れつつあるくらい普通の日常を送っていました。
タモキシフェンの副作用も取り立てて感じず、このままだらだらと十年間乗り切れればいいな〜、とか。
もうすぐオンコタイプDXの結果が出るけど、リュープリンやることになったら嫌だな〜、とか。
今になって思えば、ぼかぁとんだお花畑野郎だったんだな。
がんがそんなに甘いわけなかろうに!
結局、抗がん剤やることになりました。
やらなくてもいいって言われてたのにさあ!!
いやああああああああぁあああああぁ
「は? がんなんだから抗がん剤なんて当たり前じゃん」と思われた方もいるかもしれない。
わたしだって、胸にしこりを見つけた時点で覚悟はしていた。
でも術前検査の時点ではホルモン療法のタモキシフェンだけでオッケーって言われてたし、病理検査も問題なかったので完全に油断していたんだな……。
オンコタイプDXの再発スコアがまさかの24。
主治医も苦笑い
25以下ならセーフだったんだけど、それはあくまで閉経後の話。
閉経前の人はホルモン療法+内服タイプor点滴タイプの抗がん剤が望ましい数値とのこと
ちなみにタモキシフェン服用のみの場合、9年後の再発率は19%。
19%ならいいじゃんと思うけど、医学的に見ると高い数値らしく、今後は放射線治療+タモキシフェン+リュープリン+抗がん剤(T-S1)という、がん治療サブスクバリューパックみたいな充実のコースを受けることになりました
やりたくねええええええええ(雄叫び)
いや、わかってるんです。贅沢な愚痴だってことは。
予防できる手段があるのはありがたいことだし、T-S1なら副作用もおだやか(点滴に比べれば)だという話だし、たった一年我慢すればいいだけの話だということも重々わかってるんだけども。
……いやでも、内服とはいえ抗がん剤の副作用がおだやかってことはなくない?
検索すると、エスワンやってる方々の阿鼻叫喚な訴えがネットにひしめいておるのだが??
もはやリュープリンで更年期障害の症状が……なんてこと心配してる場合ではない。なにより色素沈着して肌が茶褐色になるのが嫌すぎると騒いでいたら、旦那に「区の健康診断ブッチしてた人間にそんな心配をする権利があるか!」と怒られてしまった(正論きらい)。
あーーーーもうなにも考えたくない。