今日はMRIの結果が出る日。

約10日ぶりに旦那と紹介先の総合病院へ。

 

診察室に入ると、イケオジ主治医の手元に診断結果らしき紙がある。

ちらっと見たら「右側(がんじゃない方)は良性だと思いますがエコー結果と照らし合わせて〜」みたいなことが書いてあり、「ん?」と思うわたし。

 

はて、右側??

 

凝視「そういや右側にもあったこの部分は、良性の腫瘍だったので大丈夫ですよ」

 

あんぐり(ほえ?? 右側にもなにかあったんか)

 

たぶんきちんと説明を受けていたんだろうけど忘れてた。こちとら左側だけでいっぱいいっぱいなんですよ。

 

そして肝心の左側は、結論から言うとMRIでがんの広がりは見られず、一ヶ所に留まっているらしい。

なので予定通り、温存手術でいくとのこと。

ほっとする一方、全摘じゃなくて大丈夫なのかなとも思う。微妙なラインであれば迷わず全摘しようと思っていたので。

 

真顔「ちなみに……乳輪とか乳首は残らないですよね?」

 

凝視「いえ、残りますよ。

 切り取る部分が乳輪から離れてるので」

 

あんぐり「え!? でもこのしこり、

思いっきり乳輪の真上では??」

 

凝視「真上ではあるんですけど、

 三次元的に見ると離れてるので」

 

あんぐり「ほええ……???」

 

なるほどわからん。わかるけどわからん。

わたしのしこりはかなり皮膚に近く、乳輪のすぐ上でしっかりと根を下ろしている感覚がある。

でもそれは2D視点であって、3D視点では違うってこと??

まあたしかに、SF版ゼルダと3DS版ゼルダじゃぜんぜん違うもんね……。

 

ちなみに主治医いわく、乳輪に沿って切っていくので傷口も目立ちにくいのだそうだ。

形もそんなに変わらないんじゃないか、とのこと。

 

けれど、これもすべて転移がないことが前提の話だ。

病理検査の結果が出るまでは心を無にして、どんな結果になったとしても受け入れる準備をしなければ。

 

凝視「というわけで、手術いつにします? 

温存なら二泊三日です」

 

不安「二泊三日!? 

やだやだ、短すぎる!!

もっといたい!」

 

凝視「いてもいいですよ」

 

いいんかい!

 

めっちゃ融通きくな、この病院!

逆に大丈夫か!?