日本語
最近、ニュースなどの街頭インタビューで出てくる一般人やプロ野球選手も含め、日本語が乱れているように感じます。
年配の方ならよいのですが、特に若者の日本語がなってません。見た目で判断するなら30代半ばくらいまでかな。
敬語が出来てないんですねぇ。特に「いただく」ができないようで、多くの人間が「してくれる」と言っているんですねぇ。
思うに、「してくれる」という言葉には、相手への配慮がない。自己本位なんですよ。
他者によって自分に変化が起こる(日本語だと回りくどいですが、英語でいうGETのこと)ことに対して感謝の意を感じていないということでしょう。悲しいことです。
この背景として考えられるのが、「豊かさ」の問題です。我々も含めてですが、我々は飽食の時代しか知りません。物質的な貧困を経験していません。そうなると、「与えられて当たり前」という感覚になります。そうすると、相手からのGIVEを我々がGETすることは必然的なものと認識されてしまいます。そうなると、GETに対する有り難みは希薄になります。
次に考えられるのが、出生率の低下です。上記とも重なりますが、日本は高度経済成長を経て一気に豊かになりました。そうなると、諸外国から様々なものが入ってきます。もちろん、洋食も入ってきますから、食の洋風化が進みます。だから、日本では減反政策を進めたわけです。
農業には多くの人手が必要なので、農家は子沢山が多い。減反政策を進めると、農家は減る。子減る。子を大事にする。親はものを多く与えがちなる。
というわけで出生率の低下も考えられるといえます。
「最近の若者は敬語が出来ない」というのは、単に教育問題と片付けられないのではないでしょうか。
おしまい
年配の方ならよいのですが、特に若者の日本語がなってません。見た目で判断するなら30代半ばくらいまでかな。
敬語が出来てないんですねぇ。特に「いただく」ができないようで、多くの人間が「してくれる」と言っているんですねぇ。
思うに、「してくれる」という言葉には、相手への配慮がない。自己本位なんですよ。
他者によって自分に変化が起こる(日本語だと回りくどいですが、英語でいうGETのこと)ことに対して感謝の意を感じていないということでしょう。悲しいことです。
この背景として考えられるのが、「豊かさ」の問題です。我々も含めてですが、我々は飽食の時代しか知りません。物質的な貧困を経験していません。そうなると、「与えられて当たり前」という感覚になります。そうすると、相手からのGIVEを我々がGETすることは必然的なものと認識されてしまいます。そうなると、GETに対する有り難みは希薄になります。
次に考えられるのが、出生率の低下です。上記とも重なりますが、日本は高度経済成長を経て一気に豊かになりました。そうなると、諸外国から様々なものが入ってきます。もちろん、洋食も入ってきますから、食の洋風化が進みます。だから、日本では減反政策を進めたわけです。
農業には多くの人手が必要なので、農家は子沢山が多い。減反政策を進めると、農家は減る。子減る。子を大事にする。親はものを多く与えがちなる。
というわけで出生率の低下も考えられるといえます。
「最近の若者は敬語が出来ない」というのは、単に教育問題と片付けられないのではないでしょうか。
おしまい