無駄を省くことの美しさ | メイリさんのブログ

無駄を省くことの美しさ

何かしらものを表現する場合、無駄を切り詰めるのは重要なことだと思うんですねぇ。

日本では、和歌・俳句というものが古来から存在しますが、やはり、無駄を省くという点でこれは真骨頂だと言えます。

海外の方から言わせると、雪舟水墨画はラフに見えるのだそうです。海外で絵といえば、油絵のようにカラフルなものと考えられているからです。しかし、我々はあれを見て、美しさを感じます。

受験勉強にも通じるものがあります。現代文や、英文の要約などがそれにあたりますし、社会科の論述問題にもそれがいえます(社会科の論述は具体例の取捨選択がなかなか難しい)。そして、数学はさらにそれがいえると思います。与えられた条件を理解し、それを平易な値にしていくという点で、それがいえると思います。数学は美しさを求める学問だと私は思います。
日本のモデルさんを見て、我々が美しいと感じるのも、同じことでしょう。彼女達(彼達)の無駄のないプロポーションを見るからこそ、美しく感じるのだと思います。海外のように ボン キュッ ボーン が日本でそこまで好まれないのも、日本人のこの美意識が根本にあるからじゃないでしょうか。

しかし、無駄の省かれた美しいものを表現するためには、その過程では、無駄な作業が伴います。

その点は明日に書きたいと思います。

続きはまた明日

じゃあの