今日の下野新聞(栃木県では1番購読されている地方紙です。)の読者登壇に、「俳句ポスト365」についての投稿が掲載されていました。著作権を侵害するといけないので、引用は控えますが、投稿者は数か月前から「俳句ポスト365」に投句しているそうで、(ちょこっとだけ抜粋)
先日のお題は冬の季語「鮫」だった。インターネットに紹介された句の中には、鮫肉を意味する「さがんぼ」や「もろ」を詠んだ句がいくつかあり、栃木県人として親しみを感じた。
とありました。
これって・・・・私のこと
- さがんぼや見たことのなき波の色/根本葉音@海なし県の栃木県県北では、アブラツノザメを「さがんぼ」と呼んで、冬場に食べる習慣があります。
- でも、「いくつか」と書いてあるので、もう一度よく読んでみました。
- そうしたら・・・あったあった
- ハレの日にサガンボ喰らい祝い酒/長束ゆき@栃木県はでは祝いごとにムキサメを食べる風習がありました。
- さがんぼの煮凍り素手でもらいけり/童好@さがんぼは、方言でさめ肉のこと。
- さがんぼや栃木で鮫を煮付けたる/菊池洋勝
- さがんぼの煮凝ありし厨かな/悪七兵衛@煮こごりといえばさがんぼを思います。今はなかなかお目にかかれない昭和の味です。季重なりですが。
- モロ並ぶ誰も知らぬか栃木県/やいたもん@自分の住む栃木県では、サメの事をモロと言います。そんなわが故郷の栃木県は、今年、都道府県の魅力度ランキングで最下位の47位になってしまいました。買い物先に陳列されたモロを見て、サメをモロという事も、そんな栃木県も知られていないのかという虚しさを詠んだ句です。
- みんな、並選だけど
- 私たちの栃木愛が、組長に届いたことは間違いない
- こんなにたくさん、私と同じ思いで投句した方がいたのも嬉しいし(類想だけどね
)それを下野新聞に投稿した方がいるのも嬉しい
- みなさん、小山の句会ライブには、参加されるのかなあ
- コロナ対策、しっかりして、当日お会いできると嬉しいですね
鮫臭き水踏み鮫を引き摺り来/夏井いつき