る印日記「第2回プチ句会」の結果 | 葉音ののんびりブログ

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めぐるさんのブログで、「第2回プチ句会」の結果が公開されました。

選評入りは 右矢印 こちら

得点順の結果は 右矢印 こちら

 

拙句の結果 特選◎(2点) 並選〇(1点) ★アドバイス

踏み草の立ち上がりたる薄暑かな(6点)

◎踏まれて折れた草が立ち上がる様子に着目した点が好きです。
季語とほどよく響き合っていると思います。
暑さもまた薄く立ち上がったのだろうと読みました。
◎馬という言葉を使わずに生命力を表現しているところがお見事。
○雑草のしたたかさ、夏草の勢いを思いましたが、薄暑じゃなくても、とも少し思いました。

○欠点のない上手な句だと思います。

 

夏野駆く重い荷物は置いて行く(5点)

◎軽快感を出すだけなら「重い荷物を置いて行く」などと長い措辞は不要なわけですから、
 しがらみなど諸々(場合によっては親子関係すら)を捨て、
 身軽になって夏の旅に出るんだと。
 そんな自由への憧れに激しく同調して、特選に戴きました。
○自由を手に入れろ!というテーマが爽やかです。
○「重い荷物を置いて行く」に賛同します。
○季語からのイメージ「重い荷物は置いて行く」なるほどです。

★「駆ける」ときは普通重い荷物は置くもの。意外性がない。
 

駒走るあと追ひかけて今朝の夏 (2点)
○馬の後を追ったら、立夏となったなんて表現が詩的です。
○夏が馬に後れをとったなんて!発想がすてき。

 

思いがけなく、高得点をいただきました音譜

選をくださった皆様、ありがとうございました。

めぐるさんの課題が良かったのか、言葉がいろいろと浮かんできて、楽しく句を詠むことができました。

この句会、皆様の選評を読むのが、本当に楽しかったです。
象さん句会に通じるものがありますね ラブラブ
他の方の選評を読むと、
「あ~、自分はそこまで読み取ることができていなかった!」
と、反省すること頻り てへぺろ

また、同じ措辞が、ある方の心には響き、ある方には納得できない思いを残す・・・
これもまた、俳句の面白さですね。
だからこそ、点をいただくことが全てではないと思うことができます。


主宰のめぐるさんには、本当にお世話になりました。

何のお手伝いもできなくて、申し訳ないですお願い

またの開催を、楽しみにしていますキラキラ