今も昔と変わらずある夏休みの宿題の定番、読書感想文本。もう書き終わりましたか?



感想文を書くためのいくつかのコツをお教えしましょうメモ



まず、本選び。やはり書きやすいものとそうでないものがあります。テーマがはっきりしているもののほうが、作文しやすいと思います。本のページ数を気にすることはありません。



本についているオビやはじめに、おわりに、などの解説を読むと、作品の概要がよくわかります。




そして、実際に書くときに一番力をいれてほしいところは、自分に置き換えて考えてみる、ということです。




たとえば、国会の論戦や戦争に関してはホットな話題ですが、戦争に関連した本を読んで、身近な人から戦争体験談を聞き、本で得たことと実際に聞いたことを合わせて、自分の意見をまとめて、感想文にする方法などがあります。



また、小さい頃読んだ絵本や児童書を読み直して、昔の自分の感想と今の自分の感想を比較して書く、といった方法もあるでしょう。



作文は数学のように答えが決まっているわけではありません。いろいろな書き方ができるので、とても楽しいものです。



いろいろな方向から物事を見て、いろいろな立場で物事を考えることができるようにする訓練です。このことは、将来に役立つはずです。



夏休みもあと少し、頑張ってくださいね。