朝日新聞で連載されている夏目漱石の『三四郎』。
あと1回で連載が終わりますが、今日は美禰子のハンカチからヘリオトロープの香りがしたという場面が出てきます。
残念ながら、その香りの描写は鋭い香りとされているだけで、どのような香りなのか、わかりません。
ヘリオトロープはハーブの一種です。一般的にはバニラのような甘い香りとされています。
漱石がなぜこの場面でヘリオトロープを登場させたのかは、わかりません。イギリスに留学したことのある漱石ですから、そこでヘリオトロープを思い起こさせる印象的な出来事があったのかもしれませんね。
そんなことを考えたらワクワクドキドキします。