ここ数日、てっちゃんが喜びそうな話題がニュースに流れています。
北陸新幹線、上野東京ラインの開通
。ブルートレインの最終ランなど。
私が中1の時の国語の教科書に載っていた、三浦哲郎の随筆『春は夜汽車の窓から』。春になると必ず思い出します。
乗り物酔いに悩まされている娘が窓の開く電車があればすこし楽になるかもしれない、という言動から、主人公が上京する際の夜汽車で、出稼ぎに出る母親を子ども達が見送りにくる場面に遭遇したことを回想する文章が、私はとても印象的でした。
開け放たれた夜汽車の窓からは春の空気、一方で子ども達と離れなければならない母親のせつない空気、そんな場面がドラマチックですきでした。
新しい電車はどんなドラマを見せてくれるのでしょうか?