もうすぐ、東日本大震災から3年ですね。
3月は忘れてはいけない大きな出来事があった月です。震災もそうですが、10日は東京大空襲があった日です。
私の父はまだ1歳で、その日は(私の)おばあちゃんにおんぶされ、命からがら、清澄庭園に逃げ込んだそうです。父はその時、焼夷弾を受け、おばあちゃんは死んだ子をおんぶしていたと思っていたそうです。
清澄庭園で一息ついた時、背中から降ろされた父が泣いたので、そこで捨てて行かれずにすんだのだ、とずっと聞かされて私は育ちました。
そして、その空襲の時、慌てた5歳になる伯父が裸足で逃げ出したそうです。そんな時、道はがれきだらけですから、裸足で歩けるはずがありません。
おばあちゃんは機転を利かせ、その辺に落ちている履物をはかせたそうです。
どんなに気が動転しようと、裸足で外に出てはいけないよ、とおばあちゃんによく言われていました。
震災の時、その言葉を思い出し、枕元に履物を置いて寝ていました。
最近は地震も減って、防災意識が自分の中でもなくなってきていますが、このブログを機会に非常食のチェックをしようと思います。