毎年、この時期になるときんかんのシロップ煮を作ります。


この辺で採れるきんかんはまだまだ時期が早いようで、この時期に作るときは鹿児島や宮崎産を使います。


今回はおととい3パック購入。おととい一晩、水につけて、昨日、もちつき大会で疲れた体に鞭を打ち、2~3分下ゆでしたきんかんの種取をしました。


最近のきんかんは品種改良が進んで、苦みもまろやかになりましたし、種も少ないようです。1つのきんかんに4つくらいしか種が入っていませんでした。


水を3カップ、砂糖450gを火にかけ、溶けたら900gのきんかんを投入。15分弱火でコトコト。その後、冷めるまでそのままにしておきます。


今日、鍋から容器に移しました。


きんかんは昔からのどの薬として用いられてきました。のどが痛んでから仕込むのでは間に合いませんから、今から作っておくとよいですよね。


寒卵、寒の水、寒○○という言葉があるように、昔から、寒の時期のものは傷みにくいと言われています。


例年のことですが、このシロップ煮は1月の最初の講座のときのハーブティーのお茶請けにします。受講生のみなさん、楽しみに待っていてくださいね~音譜