屋久島へ行っていたお友達から素敵なお土産を頂いたので。
自慢のご紹介。
ラッピングからしてテンション上がりました!
海ガメさんとYakushimaの文字。
シンプルですが可愛くてナチュラル。
しかも海ガメさんの甲羅が陰陽太極図になっている
もう、封を開ける前からツボを押されましたね。
いろんなスイッチ入りまくり。
ラッピングの裏にお店情報が書いてあるのですが
(住所&電話番号&代表者名も一緒に記載されているので写真掲載は控えさせて頂きます)
お店の名前も、また素敵
「樹之香(きのこ)」さんと言うのです。
こうなると俄然、早く中身が見たくなります。
きゃー素敵
実は「屋久島へ行くなら屋久杉的な何か買って来てー」と図々しいおねだりをした私ではありますが。
お土産屋さんで買える¥300〜¥500くらいの枝や樹皮の切れっ端で良いから欲しい!と思っていたんです。
それが作家物の、こんなに立派なチャームを頂いてしまって
恐縮…でも、それ以上に嬉しい!!
すっごくパワーのあるチャーム。
お店の方も「本当は売りたくない」とおっしゃっていたと言う作品。
でしょうね。
その気持ち、わかります。
屋久島のクラフト作家さん達は土埋木(どまいぼく)という、1980年代以前の伐採時に放置された切り株や幹を掘り起こして運び出し、屋久杉作品を制作されている(現在、屋久杉の伐採は禁止)という貴重で手間のかかるお仕事をされていて。
「屋久杉」と名乗れるのは樹齢1000年以上の木の一部。
さらに、このチャームの樹木玉部分。
屋久杉のレアバリュー素材。
泡瘤(あわこぶ)か虎杢(とらもく)だと思うのです。
最初、泡瘤かと思ったけれど、下についている石が虎目石なので虎杢の方かもしれない。
何れにしても極希少の高級部位。
屋久杉工芸自体が希少になっている上に、さらに希少部位を使っているチャームなので作家さんは、本当に「売りたくない」のだと思います。
「値段のつけられるような物じゃない」というのが本当のところか、と。
そんなチャームが手元に来る(しかも頂けてしまう)なんて!
人の想いの環ってすごいですね。
そうして。
土埋木の特徴として樹脂が多く、香りが凄く良くて。
手に包むとヒンヤリとした触感なのですが、握っていると木の温もりでジンワリと温まる。
これが1000年以上生きた樹木のパワー。
このチャームの元になった屋久杉の1000年の命に感謝しつつ。
希少部位を素敵なチャームに生まれ変わらせてくれた樹之香さんをリスペクト。
そうして。
忙しい旅の空から時間を作って、こんなに素敵なお店を探し出して。
出会って1ヶ月経っていないのに「ウチダが好きそう」と店主さんとの売買交渉&高価なプレゼントをしてくれたIさん。
本当にありがとうございます!!
全ての想いが私の元に届けられたのが嬉しくて。
本当に不相応なくらい高価な頂き物で。
「ちょっと旅土産」の域を超えていて申し訳ないという気持ちもあるのですが。
それ以上に嬉しくて。
大事にします。
このチャームも、皆さんの想いも。
だから遠慮なく、頂きます。
このチャーム見ていたらね。
アフリカの夕陽が似合うな、と思ったの。
絶対、連れて行く!!
セレンゲティあたりのサファリの夕日の中でライオンと、このチャームの写真が撮りたい、と思ってしまいました。
すっごく「ガイア」な感じ。
Iさん、本当にありがとう。
出会ってくれてありがとう!!