オリ姫ちゃんのお部屋の近くは自然が一杯!

シッターついでにユックリ散歩したいなー、と思いつつ。

 

雨が続いたり、他の用事兼用で散策用の服じゃなかったり…。

昨日も服の都合で奥深くは入れませんでしたが入り口から覗ける範囲で。

 

市街地の桜はほとんど先日の雨で落ちて葉桜になっていますが、この辺りは少し気温が低いのかな?

今が盛り。

今季、最後の桜を目に焼き付けて。

 

 

こちらもまだツボミでしたが。

市街地のお庭では色とりどりのチューリップが咲き乱れていました。

 

ここは球根植えたという場所じゃないはずなんだけど。。。

山の入り口なんだけど…。

 

何故、ここにチューリップ???

 

種が飛んできた、というのとは違うし。

誰かが「姥捨山」したのでしょうか。

 

「綺麗だからいいでしょ」とは単純にいえない。

森の先輩から聞いて深く同意したお話。

 

とてもガーデニングがお上手な方ですが、お花はほとんど鉢で育てて、広いお庭は「草ボーボーよ」と笑ってらっしゃって。

その理由が「だって、山の麓に家があるもの」と。

 

植物は種子を飛ばして増えて行くから。

落ちたところで生きて行くから。

「山に外来種のタネを飛ばすわけに行かないでしょう」と。

 

このお話を聞いた時、とても感動した私です。

見習いたいな、と。

 

「あんなに鉢があって庭の手入れ何にもしていないなんて」と勝手に言われて嫌じゃないですか?と聞いてみたら。

「そんなこと考えない人から何を言われても平気」と言えてしまうのは信念があるから。

 

先輩は「草ボーボー」と言いますが、山から降りてきた山野草が春には沢山宴をしています。

 

ランとかバラの鉢の華やかさに隠れて見えないだけで。

何とお庭にシラネアオイも住んでいるそうで。

本当に「山との境界線のない庭」なんだなと素敵な理想。

 

お花の見た目の華やかさだけじゃなく「草ボーボー」の中に潜む真実を見る目。

私も持ちたい…。

 

 

この子、思いっきりお日様向いています。

深呼吸しているみたいに全身で手を伸ばしてノビーとしているよう。

 

そうだね。

気持ちの良い、日差しだね。

 

 

先へ、先の季節へ。

お花の季節が変わって行きます。

 

初夏のお花と思っていたムスカリももう早、出会ってしまいました。

夏至に向かって『陽気が盛んに発生&上昇』という天地のエネルギーの流れをお花が教えてくれます。

 

と、書いて初夏の喜びを満喫する反面。

 

「昔の北海道なら”旧暦・歳時記”から1か月近く季節感が遅れていたのに…と。

温暖化のエネルギー波も感じて、ちょっと憂いてしまう。。。

 

 

いつまでも。

春に花見ができる美しい日本でいて欲しいと願いつつ、名残桜の空。