宇治にて宇治茶を堪能。

 

これも旅の目的の一つ。

元々、10代の頃からお茶好きで。

 

日本茶(単なる家庭飲み)→紅茶(茶葉や製法やマナーを受講)→日本茶(簡単な茶葉や産地のセミナー受講)→コーヒー(タリーズのコーヒースクール受講終了)→ハーブティー(ハーバルセラピスト)→薬膳茶(研究中)→台湾茶(お楽しみ中)

 

の流れで今日まで来ているので。

ちょっと別物感のコーヒーも含めて「植物由来の飲み物」はオールラウンドで興味がありまして。

今回は私の中での原点、日本茶の名産地の一つ。

宇治ならでは、地元の高級茶葉を味わいたいなーっと思っていました。

 

100g・3000円 の玉露を頂きましたラブ

(一世一代の贅沢)

宇治の玉露は予想よりも低温で十分に多くの成分が出てくる実感がありました。

 

お味もとても複雑、プリズムみたいに味わう角度で味覚が変わるイメージ。

色んな味が内包されていて。

でも旨味が少々尖っていたかな?

 

嗜好品として一番好きな玉露は知覧のお茶なのですが、今回宇治の玉露を飲んで、その昔「薬」として飲んでいたというのが凄く五臓六腑で感じました。

 

かなり長い年月、様々なタイプの”お茶(浸出湯)”を、通常の人より多く(喉の乾きやすい体質なので)飲んでいるせいか、がぶ飲みしても「お茶酔い」をした事が無い私でしたが、今回初めて「酔い」まで行かなくても「飲み疲れ」して生理活性物質が速攻で体内駆け巡ってる感じがダイレクトに来ました。

 

3煎目くらいで血圧の急降下を感じて「これはヤバイ」と。

 

すぐに白湯でブレイク+トイレタイム+干菓子ブレイク。

 

 

今まで「美味しいお茶を味わうのに、お菓子(甘味)は邪魔だなぁー」と感じる事もあったのですが。

こういう時のために添えられているのですね。

 

単なる休憩、時間のツナギだけじゃ無く、本当に体調を調整する事にもお役立ち。

 

血圧下がってお茶酔い状態のまま飲み続けたら、下手したら脳貧血を起こしかねないので。

低血糖な体に援軍を送ってリラックス状態まで戻す…和三盆の甘さの優しさもお茶と同時に感じられた貴重な体験でした。

 

 

玉露の次はお抹茶で楽しみます。

お濃茶にしてもお薄にしても「お好きにどうぞ」との事でしたので。

 

干菓子ブレイクでバランスを取ったとはいえ、無理はできない旅の途中なので、お薄にしました。

 

 

フランクな裏千家のレッスンは何度か受けたことがあり、MY茶筅も持っていますが。

久々にお茶を点てたので、手首のスナップの利かせ方のコツ(?)をすっかり忘れてしまってナカナカ泡立たない。

 

我ながら「こんなに不器用だったかしら?」という、ていたらく。

技術・知識は使わないと錆びるんだなぁーえーん

継続は力なり、を噛みしめたひと時でした。

 

札幌に戻ったら安いお抹茶でも購入して家飲みしながら練習しようと思いましたよ。

折角のMY茶筅が泣いていますもんね。

 

今度は八女で日本茶を飲んでみたいなぁおねがい

日本の代表的なハーブティーである”お茶”と文化。

お茶の産地を巡って、旬の、地元ならでは、の「味わいの旅」なんて出来たら幸せだなぁーと思います。