宇治橋(現在の河川法では宇治川という川は存在しないそうです)のたもとに松と紫式部像。
宇治橋は日本最古の橋と言われています。
今は車が走っているけれど、その昔は牛車が通っていたのかなー、なんて思ったりして。
宇治川が思っていたより水量のある川だったのにちょっとビックリ。治水の整っている現代だからあちこちに掛かっている橋を渡って気軽に行き来できるけれど、その昔は対岸の行き来も大変だったろうなーなんて思うと、それも恋の障害になって想いが募る要素を演出していたのかしら…なんて脳内は平安恋絵巻にドップリ。
朝霧橋のたもとで出会った「宇治十帖モニュメント」
浮舟と匂宮が船で漕ぎ出すシーンだそうです。
今回、時間切れで行けなかった場所の一つに「源氏物語ミュージアム」があります。
香道の組香に「源氏香」があるように、アロマと切り離せない物語。
ミュージアムではそんな展示も見られるそうで、時間がなかったのが返す返すも残念です。
宇治は、やっぱり時間をタップリとって、もう一度訪れ直さないと行けない場所だなーっと思いを強くしました。