宇治駅から県神社へ向かう間にある小さな神社です。
御祭神は瀬織津比咩(せおりつひめ)=橋姫。
宇治川と宇治橋の守り神です。
川の水は汚れを流し去るということから、苦しみや悪縁も消し去ってくれる。
縁切りの神社として今ではお詣りされている様です。
ちょっと怖い話では「丑の刻参り」の原型も橋姫由来なのだとか?!
ご存知の通り、宇治十帖は「橋姫」から話が始まります。
宇治十帖のメインは薫。そうしてライバルの匂宮。
今更ながらですがアロマなお名前を持つ2人の関係。
そうして宇治十帖の後半、浮舟からのラスト夢浮橋。
何だか波間(世間の事情)に落ちて揺れる3つの花(宇治3姉妹の姫君達)
と、その周りに漂う芳香(男2人のあやふやな思い)っといった風にも思えます。
こちらの神社、社務所が閉まっていて御朱印を頂けなかったのが残念です