京都、県(本当は異字体)神社にて御朱印をいただきました。
こちらの御祭神は木花開耶姫命。
ご利益は良縁、安産など。
ちょっと私には必要ないジャンルですが、ご利益目当てでお参りするわけじゃないしね。
それに良縁って恋愛方面にばかりフィーチャーされがちですが、もっと広く人との縁、物との縁、仕事などの縁を良くしたい、と願う事も出来ますし。
あるいは健康面の不安を「もっと良い薬、治療法との良いご縁を」と願う事もできますので、神様の寛大な御心を信じてお参りされれば、邪念が無ければきっと、どの神様も聞き入れて下さると思っています。
御朱印に桜が押されているのが、何とも可愛らしく木花開耶姫らしい、女性らしさで大満足。
そうして。
御朱印料というのは私が今まで頂いた神社は全て300円と記載されていて。
こちらの御朱印料も同じく300円だったのですが。
聞いたところによると300円というのは目安らしく「お心」が大事なので「お釣りを要求するものではない」そうなんです。
一部の寺社ではお釣りを請求すると怒られたなんていう話もあって。
実は今回の旅の間中、お賽銭分も合わせて100円玉をジャラジャラ言わせて持ち歩いていたのです。
が、ここに来てコインロッカーに使ってしまい500円玉しかない!
まぁ、こちらの御朱印なら500円でも惜しくないかな、と500円をお支払いして帰ろうとしたら呼び止められて。
「他に何か粗相をしたかしら?!」と不安に思ったら。
「お釣りを忘れていますよ」と
「え? 頂いて良いのですか?」
と聞き返す私を不思議そうに見ながら
「もちろんですよ」
とニッコリされる神職さんの上品で優しい笑顔。
うっ、沁みる。
優しさが沁み入る
御祭神の木花開耶姫に「何卒お金との良縁を」と参拝させて頂いた俗物の私にかけて下さる優しさ
有難くて、「通じた」と思いました。
今の私。決して私欲で借金背負っている訳では無いし。
(ブランド品や車や楽器を買ったショッピングローンでは無い)
10年後には社会に返す人になるために頑張って日々を生きているので。
とりあえず5年以内には借金を返済して綺麗な身に戻りたい。
この記念すべき200円は、お店で購買した「おつり」とは意味が違って。
木花開耶姫から「お金の心配はしなくていいからね。どうしても必要な時には必要な分が手に入りますからね。とにかくお金の為に妥協したり道を踏み外さないように。最初に描いた道を真っ直ぐ歩く事だけを考えなさい」
とのお言葉が帰って来たと受け取っています。
そうして、この「御福銭」は大事に。
お財布の種銭とさせて頂きました。
お財布を叩くと
200円が400円に。
400円が800円に・・・。
ポケットの中のビスケットが粉々になって数が増えるのとはわけが違いますが。
気の持ち方が凄く楽になりました。
何だか凄く清々しい元気を頂けた神社でした。
また「お礼」に行ける人間になれるよう頑張ります!