大好き台湾茶のお店、茶譜さんで1月のお茶会に出席してきました
事前にテーマが「花茶」と聞いていたので、始まる前からテンションMAX
前の晩、楽しみすぎて湯上り後もフラフラ遊んでいたせいか。
当日朝はお腹が冷えた?
お腹を壊すまではいかなかったけれど、何と無く消化不良。
頻繁にトイレに行きたいーと。
家でウダウダしていたら。
予定の列車に乗り遅れ、結局遅刻。トホホ。
去年は行き当りばったりで良かったけれど、今年はもう少し事前準備&確認作業というものが必要だなと反省した出来事でした。
最初のお茶は蓮の花です。
蓮の実(実は大好物)齧った時の味がするーと思い、このグラスに浮かんでいるボールは蓮の蕾?(小さすぎるか…)と思いましたが、茶の花だそうです。
個人的にこれが一番好きな味でした。
自宅でも飲みたいなぁー。
薄くても濃くても両方好き。
写真が上手く撮れませんでしたが、薔薇茶です。
ポットの中にバラが一輪、咲いているのです。
時間の経過とともに水色が変わるのも綺麗で面白い。
お湯を注いだ直後は青っぽい水色をしていたので「マロウブルー的なお花?!」と思いましたが薔薇だったのですね。
ローズコーディアル作るときに洋種のバラを煮詰めますが、直ぐに赤い水色(ピンクから濃くなって行く感じ)だったので、アジアの薔薇は青色素も豊富なのねぇーと改めて発見しました。
ジャスミン茶を2種。
こんなにお花の形が綺麗に入っているのは私も初めて見ました。
普通は乾燥で砕けてるんですけどねー。
しかもこの写真の泡。
サポニンが豊富なのでしょうねー。
ジャスミン茶、立て続けに2種類飲み比べると、その個性が際立ちます。
私は2種目の方のジャスミンティーが好きでした。
(1種類目も嫌いじゃないんですけどねー)
お次のお花は蘭です。
茶葉の上に乗っかっているお花が蘭のお花。
蘭の香りって香水でも花本体でも「香りが強すぎる」というイメージがあったのですが、こちらはなんて上品な事でしょう!!
本当に良いものを丁寧に作るってこういう事なんだと教えられた感覚でした。
なんかもう、言葉にならなかったですね。
言葉にすると感動を壊してしまいそうで。
機会があったら、また飲みたいお茶です。
最後のお花は菊。
花1輪ごと。
ほぼ丸ごと原型のまま乾燥&パッキングされていました。
この状態でも上品で清々しい香りを放っていて、お茶への期待が高まります。
お湯を注ぎたてなので蒸気で霞んでいますが。
菊のお花が開いた所です。
すごく綺麗に咲いています。
水中花。
見た目も味も素晴らしい「出来る子」なお茶でした。
蓮、薔薇、茉莉花、蘭、菊のお花のお茶を楽しんで。
気分は楊貴妃
今回のお茶会はお茶の満足度&ボリュームもありましたが、お食事も盛り沢山に頂きました
お茶請け。
お正月気分満載です。
日本の現代生活カレンダーだと、お正月は「とうに過ぎ去った」感じが否めませんが、アジア各国はこれからの旧正月が盛り上がる。
そんな雰囲気も楽しめました。
盛り付けもおしゃれで、味も良い。
良いものを使っているので食養生的な部分もあったりで。
すごいなーと来店する毎に実感しております。
デザート:みかんのシロップ漬け
シロップの中にはリンゴも入っているそうです。
言われないと解らない匙加減が「手が込んでいるなぁー」と有難く頂きました。
京風のお雑煮だそうです。
ビジュアルも風味も初めて食べたお雑煮でしたが。
「これも良いわー」と気に入ってしまいました。
お味噌を半端なく使うそうですが、塩っぱ味は全然感じず、むしろ仄かに甘さがある。
不思議美味しい椀物でございました。
できれば来年もまた食べられると良いなぁー。
飲食以外のお楽しみ(?)として辻占をいただきました。
フォーチュンクッキーの金沢バージョン?!
最初「○セン」と聞こえたので「ハテ?」と思いましたが、物を見て「あー和菓子の”つじうら”みたいな物?!」と理解しました。
で、割って出てきたメッセージがこちら。
「○(←何度か聞き返しましたが聞き取れない)セン」って音読み? 中国的読み方なのかしら?
さて。私の開いた紙。
縦に読むのか横に読むのか解らない。
しかも右からじゃない?!
思いっきり「?」全開でいたら店主のMIHOさんが解読してくれました
「離しはせん」蛸がガッチリ掴んで離さないと?
何だかストーカーっぽいメッセージです。
何を離さないんでしょうね?
私の場合、やっぱりお金かしら
平仮名だけに掛詞的に「話はせん(話さない)」とも読めますね。
宝はガッチリ掴んで黙ってろ、と?!
子供の頃以来のプレゼント交換もありました。
私が当たったのは、ふきんとお菓子のセット。
この布巾。
イモートちゃんから数年前に貰った別柄のを愛用しているので、予備が出来て嬉しいです!
鳩じゃなくてツバメサブレも感謝して頂きますね。
今回も、全て大満足な時間でした!
(遅刻さえしなければね…)
ご馳走様でした。