1月14日(日)は、滝野すずらん丘陵公園でマシュマロ焼きをしてきました。

 

と言っても。

マシュマロ焼きをしたのは参加者のお子様と付き添いの大人のみ。

 

私は森クラブボランティアの一員として見守り隊。

お手伝い。

今回はリピーターの方が多かったのかな?

それとも慣れたお子様が多かったのかな?

 

去年は火との距離感が掴めず、真っ黒焦げにする方も何人かいらっしゃいましたが、今年は私が知る限り一人もいなかったなー。

特にメインで見守った班の皆さん(お子さんは小学校低学年か就学前?)は、上手にこんがり、きつね色に焼いて「美味しい」とパクパク食べていて、見ていてホッコリしました。

 

ここまでくる前にイベント開始から全員スノーシューを履いてもらい、森の木々を縫って雪の坂を駆け下りる体験をしてもらったり、カンバ類(シラカンバ、ダケカンバ、ウダイカンバ)の見分けと皮を剥いでガンピ集め体験と。

親子で森満喫。

 

私はダケカンバの皮の収集ボックス持参係だったのですが、小さい子でも今聞いたばかりの見分けがちゃんと出来て「ダケカンバの皮持って来ました」と差し出してくれる手の可愛い事といったら、もうラブ

 

みんなに集めてもらったガンピ(カンバ類の樹皮)は油分が多く火起こしの種火となります。

3種類のカンバ類で一番燃えるのはどれかな〜? っと比べてもらったり。

今時の子は経験しない子もいるであろう、マッチで火をつける体験を(親御さん&私たちボランティアサポートの元)して貰ったり

火はちゃんと扱わないと火傷したり火事になったり、怖いんだよー、でもちゃんと使うと暖かくて、料理も出来て凄くありがたいよねー、な体験もしてもらいつつ。

 

あおがなくても火起こし出来るという方法で新聞紙や炭のセッティングなどは「お父さん頑張れ!」な時間。

今の若いお父さんは「これでいいの?」「こう?」と、アウトドアにあんまり慣れてないまま参加の方もいらっしゃいますが、大丈夫。

私たちボランティアの先輩はアウトドアのベテラン揃い。

的確にサポートして覚えて貰っています。

これで夏のキャンプやBBQの火起こしも完璧父さんがまた数人誕生しました。

 

何を隠そう、ウチダ家は全員インドア派なので、私も子供の頃から学校行事以外のアウトドア経験ってなくて。

しかも私も父も肉嫌いのため「BBQ? 何それ。美味しいの?」と火起こしとは無縁な半世紀。

去年一年のボランティア活動の中で先輩たちやスタッフさん達に一から教えて頂いて、やっとわかってきたアウトドア体験。

森は好きだけど、アウトドアは今だにそんなに好きじゃない、こんな森人もいるのです。

だから、臆せずドンドンイベントに参加してもらいたいなと思います。

 

 

平均3個(子供は4個)ずつマシュマロ焼きを体験して食べて貰ったのですが、とある女の子は「美味しすぎるー」と両親の分までペロリ7個は一人で食べていました。

甘いもの好きの私でも焼いて甘味の増したマシュマロは2個が限度なので、ちょっとビックリ。

 

後半はホットドリンクのサービスもあり、ホットココアを貰って中に焼きマシュマロを入れrて飲むという通なファミリーもいたり。

雪の中でほっぺを赤くしながら、ホッコリ盛りだくさん満喫して頂いたイベントでした。

 

完食後、自由解散でしたが、多くのファミリーはそのまま尻滑りコースでワイワイ雪と戯れていて。

 

色んな角度から森を体験して貰えているようで良かったなーという一日でした。